上野千鶴子『おひとりさまの老後』法研 (367.7ウ)
著者は女性学、ジェンダー研究で有名な社会学者。
どんなに大家族であっても死ぬときはひとりです。未婚の人の老後に焦点をあてて、1章 ようこそシングルライフへ 2章 どこでどう暮らすか 3章 だれとどうつきあうか 4章 お金はどうするか 5章 どんな介護を受けるか 6章 どんなふうに「終わる」か と具体的に書かれています。
ある程度動ける状態のうちから、動けなくなり要介護状態になったときに、どのように介護を受けたらいいのか、具体的なアドバイス(報酬は正規料金で払い、チップやモノはあげないなど)が書かれています。中高生には遠い将来のことでしょうが、中年になると妙にリアルで、どうするか考えさせられます。
一般に料金が高いほどサービスが良くなりますが、介護の領域に関してはそうとは言えないようです。
少子高齢社会において「ひとり世帯」の問題はこれからもっと顕在化されてくるでしょう。社会学、福祉、医療、法律など多くの分野に関連している内容です。
福祉分野に進みたいと思わない人でも、軽い文体で書かれているので簡単に読めると思います。
著者は女性学、ジェンダー研究で有名な社会学者。
どんなに大家族であっても死ぬときはひとりです。未婚の人の老後に焦点をあてて、1章 ようこそシングルライフへ 2章 どこでどう暮らすか 3章 だれとどうつきあうか 4章 お金はどうするか 5章 どんな介護を受けるか 6章 どんなふうに「終わる」か と具体的に書かれています。
ある程度動ける状態のうちから、動けなくなり要介護状態になったときに、どのように介護を受けたらいいのか、具体的なアドバイス(報酬は正規料金で払い、チップやモノはあげないなど)が書かれています。中高生には遠い将来のことでしょうが、中年になると妙にリアルで、どうするか考えさせられます。
一般に料金が高いほどサービスが良くなりますが、介護の領域に関してはそうとは言えないようです。
少子高齢社会において「ひとり世帯」の問題はこれからもっと顕在化されてくるでしょう。社会学、福祉、医療、法律など多くの分野に関連している内容です。
福祉分野に進みたいと思わない人でも、軽い文体で書かれているので簡単に読めると思います。