グローバルというのはどういう意味かわかりますか。グローブ(globe)が「地球」、グローバル(global)が「地球の、世界的な」という形容詞です。国という枠を超えて地球規模で経済活動が活発になっているという状態を「グローバル化する経済」といいます。
まだわかりにくいですね。具体的に話を進めましょう。
能力があれば、国境を越えることのできる人の例として、プロスポーツ選手があげられます。野球でいえば、イチロー選手や松井秀喜選手は、日本のプロ野球からアメリカのプロ野球(メジャーリーグといいます)に移って大活躍しています。
サッカーでも、高原直泰選手はドイツ、小野伸二選手はオランダで活躍しています。
外国人が日本で活躍している例としては、何といっても大相撲の朝青龍でしょう。モンゴルから日本の高校に留学してその後大相撲の世界に入って今や大横綱といいていい活躍です。
能力のある「人」が優先され、国籍の区別なく活躍できる場があるのは大変すばらしいことです。選手本人にとっても最高の場所でプレーするチャンスがあり、観客もレベルの高いプレーを見ることができます。現在の日本が江戸時代のように鎖国をしていたらどうでしょう。日本人が海外にでたり、外国人が日本に入るのを制限していると、このような活躍はありえません。
しかし、日本のプロ野球は、試合に出場できる外国人の選手を制限しています。(アメリカのメジャーリーグは国籍制限がありません。)このことはどういう結果をうむのでしょうか。
日本の選手にしてみれば、外国人が制限されている分、試合にでる機会が増えるので、得をすることになりますが、その分観客は、日本の選手よりすぐれた外国人選手のプレーをみる機会が奪われます。どちらがいいのかは、うけいれる国で決めることになります。
まだわかりにくいですね。具体的に話を進めましょう。
能力があれば、国境を越えることのできる人の例として、プロスポーツ選手があげられます。野球でいえば、イチロー選手や松井秀喜選手は、日本のプロ野球からアメリカのプロ野球(メジャーリーグといいます)に移って大活躍しています。
サッカーでも、高原直泰選手はドイツ、小野伸二選手はオランダで活躍しています。
外国人が日本で活躍している例としては、何といっても大相撲の朝青龍でしょう。モンゴルから日本の高校に留学してその後大相撲の世界に入って今や大横綱といいていい活躍です。
能力のある「人」が優先され、国籍の区別なく活躍できる場があるのは大変すばらしいことです。選手本人にとっても最高の場所でプレーするチャンスがあり、観客もレベルの高いプレーを見ることができます。現在の日本が江戸時代のように鎖国をしていたらどうでしょう。日本人が海外にでたり、外国人が日本に入るのを制限していると、このような活躍はありえません。
しかし、日本のプロ野球は、試合に出場できる外国人の選手を制限しています。(アメリカのメジャーリーグは国籍制限がありません。)このことはどういう結果をうむのでしょうか。
日本の選手にしてみれば、外国人が制限されている分、試合にでる機会が増えるので、得をすることになりますが、その分観客は、日本の選手よりすぐれた外国人選手のプレーをみる機会が奪われます。どちらがいいのかは、うけいれる国で決めることになります。