クルスク州で開かれた軍の会議でプーチン大統領は
戦況報告を受けました。
ロシア側は、クルスクで捕らえたウクライナ軍の兵士を「テロリスト」
として扱うとしたほか、外国人の傭兵には捕虜を人道的に扱うことを定めた
ジュネーブ条約を適用しない方針を示しました。
一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、クルスクの防衛を維持するとしながらも
「兵士の命を守ることが最優先」として部隊を有利な地点に移動させることを明らかにしました。
侵攻終結に向けた協議でウクライナ側は、クルスクの制圧地域を
交渉のカードにする思惑があるとみられ、ロシア側が完全に奪還するか
が焦点です。