わたしの日々のくらし

ようこそ「ぽぽんた」です。福島県の田舎に住む中1の男の子の母です。

脱走のわけ

2012年04月22日 08時50分49秒 | ひとりごと
息子は授業中、教室から脱走をしていた…のは小1の頃の話。
今思うと笑えるけれど、当時は親としては相当悩んでいた(多分脱走した本人も)。
「お母さんはどうお考えですか?」の先生からの質問に、親失格か?そんなに責めないで~って。

昨日は授業参観だった。
学校や先生、同級生の事など、せっかくのいい機会だったので息子とちょっと話した。

その流れで1年生の時の話になった。
そしたら息子、笑顔で話し出した。
「あの時100㌫楽しんでた~」って。

追いかけてくる先生が面白くて、追いかけっこ気分だったらしい。真実を聞けばあきれるけどね。
そうは言っても今だからこう言えるっていうのもあると思う。いつ終わるかわからない授業に耐えられずの行動だったというのも嘘ではないと思うし。

何度となく授業中「トイレ」と言って脱走を繰り返していたと言う息子は、要するに、自分に関心を集めるために、正確には先生にかまってもらいたかったと言う気持ちが「脱走」という行為になった。という事だそうだ。

1年の時の担任はもう学校にはいないが、聞いたらさぞかし力が抜けることだろうね。保育所まで出向いて息子の様子を聞きに行ってくれたらしいから…。

脱走をやめたきっかけは2年の時、担任が変わり、1回目の脱走、先生が追いかけてくると思いきや、なんと、クラス全員で追いかけてきたらしい、それっきり脱走はしなくなったとか。

でもその2年の時の担任の先生からはそんな話は聞いたことはなかったけど。
2年になりかけの時「心配しないで任せてください、大丈夫ですから」といっていた先生。

正直、「何が大丈夫だ!いい加減な事言って…」と思ったけど、本当に大丈夫だった。その時の先生には感謝しています。

今年6年生の息子。年月が経って今だから笑って話せる。
時が経つってすごい。

現在真剣に悩んでいることもやがて笑って話せるのかもしれない。それには乗り越える力が必要だろうけれど…。


しばらくぶりのブログ更新でした。




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