まつりでHB商店街パレード中のできごと。
ここでは4回連続踊ることになってた。
8月末、夕方でもとても暑く、HB商店街の方が
パレードをする道路に水をまいてくれていた。
1回目、踊っていたときに私の斜め後ろくらいの
誰かがこけていたようだった。
こけることくらいたまにあることなので、そのまま踊った。
1回目終了。
2回目を踊る態勢に入ったところ、
列で私のすぐ後ろの人の様子がおかしかった。
ん?と思って見ると、衣装の袖に血が付いていた。
袖に手を隠したまま、その手を押さえていた。
「ど、どうしたんですか?」
「や、ちょ、ちょっと・・・ちょっと・・・」
表情がおかしかった。
延命道具を持ってチームに付いてくれている人を呼び、
「流血してます。お願いします。」と後は託し、
私たちは残り3回を踊った。
彼はそのまま病院へ行ったようだった。
彼の手の小指の爪は、すっかり無くなっていたらしい。
翌朝、彼が出発時間になっても現れないので
あきらめかけたその時、小指に包帯ぐるぐるで彼はやってきた。
手には鳴子を持たなくちゃいけないし、
けっこう激しく手を振り回すし、心配だった。
それに彼の手に鳴子ぶつけちゃったら・・・。
なんて思うと血の気が引いた。
彼は一日踊りきった。
まだ治療中。
打ち水に注意。
ここでは4回連続踊ることになってた。
8月末、夕方でもとても暑く、HB商店街の方が
パレードをする道路に水をまいてくれていた。
1回目、踊っていたときに私の斜め後ろくらいの
誰かがこけていたようだった。
こけることくらいたまにあることなので、そのまま踊った。
1回目終了。
2回目を踊る態勢に入ったところ、
列で私のすぐ後ろの人の様子がおかしかった。
ん?と思って見ると、衣装の袖に血が付いていた。
袖に手を隠したまま、その手を押さえていた。
「ど、どうしたんですか?」
「や、ちょ、ちょっと・・・ちょっと・・・」
表情がおかしかった。
延命道具を持ってチームに付いてくれている人を呼び、
「流血してます。お願いします。」と後は託し、
私たちは残り3回を踊った。
彼はそのまま病院へ行ったようだった。
彼の手の小指の爪は、すっかり無くなっていたらしい。
翌朝、彼が出発時間になっても現れないので
あきらめかけたその時、小指に包帯ぐるぐるで彼はやってきた。
手には鳴子を持たなくちゃいけないし、
けっこう激しく手を振り回すし、心配だった。
それに彼の手に鳴子ぶつけちゃったら・・・。
なんて思うと血の気が引いた。
彼は一日踊りきった。
まだ治療中。
打ち水に注意。