始まり

2020-09-21 15:35:00 | 
秋の日差しに
膨らむ

小さな夢






影を知って
そっと
微笑む

小さなほとり






まだ
まだだよ

これから
スタートライン





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2020-09-19 16:16:00 | 
その青に
憧れて

木陰を
好きになって

いつでも
心に

花を飾ろう



(露草)


白髪の光る
朝の鏡に

目尻のシワに

似合う
花を飾ろう



(シソの花)


花を飾ろう
心に飾ろう

ふと
風が吹く夜も

ちょっと
跳ねる日も…


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秋の朝

2020-09-14 21:32:00 | 
朝、歩道に
露草が咲いていた。

秋の空と
よく似た青だった。

今日はピアノのレッスン。

課題曲は
ベートーヴェンの
さらばピアノよ

個人的には
悲愴の第ニ楽章に
雰囲気が似ていると
思った。

穏やかな秋の朝。

体調を崩す前は
背伸びして
この曲を
練習していた。

もう、ベートーヴェンを
弾くことは
無いだろうと
思っていたけど

こうして
また、触れられて
幸せに思う。
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方角

2020-09-13 16:54:00 | 





秋の方角を
向き始めた花たち。

空の装いが
一雨ごとに変わる。






私ったら
いつの間にか
遊び心を忘れていた。

こんな
抜け道もあるよ

佇む花が清々しい。






そして
時には休む時間も
大切と…






ここに来るまでの
大きな遠まわり

こころの
コンパスの向く方へ


時は
止まったように
見えて

ゆっくりと
進んでいたのかな…




無駄なことなど
何ひとつ
ないのだと…

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旅人

2020-09-08 20:16:00 | 
いくつになっても

気づきの
旅人で
いたいな…

たとえば
お婆さんになっても


人から
花から
キッチンから…

クスっと
笑うような
気づきや

ため息の
気づきを

旅して
旅して…



まだ

気づかないこと
ばかり





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