熊本城の夜間開園が行われているというので、行ってきました。
夏真っ盛りのときは、暑そうだったので敬遠していましたが、やや秋の気配も感じられてきたので、お散歩してみました。
まだ、薄明るい空をバックにした熊本城です。やっぱり堂々としています。
順路も最後の方にさしかかったところで、おもしろい部屋がありました。
今でいえば、ロフト付きという感じです。結構、おしゃれ。
お屋敷全体に言えることですが、外は真夏でとんでもない暑さでしたが、屋内はとても涼しく、過ごしやすさに驚きました。さすが、日本家屋。
旧細川刑部邸のお庭です。入口から続く敷石の周りには砂利がいれられ、砂利の部分は落ち葉がきれいに掃かれ、さらにスジが入れられています。
傍らに、砂利にスジを入れる道具が置いてありました。むかーし、部活で使ったトンボ(グランドの整地をするT字型のあれ)の先がギザギザになったような道具です。
掃除をされてる方に聞いてみたら、正式な名前は知らないけど、「目立て」と呼んでるそうです。
このアプローチを見るだけでも、価値ありです。
熊本市立熊本博物館に、プレネタリウムを見に行き、「はやぶさ」を満喫した後、すぐ隣にある「旧細川刑部邸」に寄ってみました。
旧細川刑部邸の紹介は、熊本市のホームページの紹介にゆずるとして、写真は立派な玄関です。中央の立派な玄関の左側に、少し小さめの(といっても我が家の玄関よりかなり大きいのですが)の玄関があります。
中央の大きい方は、当主と当主の上司しか使えなかったそうで、その他の人は、やや小さい方から出入りしたそうです。
夜の城彩苑に行ってみたら、大小さまざまな走馬灯の明りが迎えてくれました。
説明書きによると、昭和27年に海老原喜之助という画伯が、自分の絵を描いた走馬灯を水前寺公園に飾って子供たちを楽しませたそうです。そして、平成19年の火の国まつりのときジャンボ走馬灯を復活したそうです。
今年は城彩苑に大小約200基の走馬灯が設置され、幻想的な灯りでむかえてくれます。
ただ、今年のこの走馬灯の展示、8月31日までです。お急ぎください。
大しめ縄が立派です。
近くの高校生と思われる、女子テニス部の子たちが、必勝祈願に訪れました。そのとき、閉じていた拝殿の戸が開けられました。この日は雨風が強くて閉じていたようですが、雨も上がったし、人も来たし、で開けてくれたようです。
そのチャンスを逃さず、私も二礼二拍手一礼してきました。