くまははの「毎日が土曜日」

くま、女の子。種類は危犬。
2012年5月2日、肉体から自由に。
会えてよかったよ。。

ニュー・シネマ・パラダイスと

2018-01-02 13:44:58 | Weblog
昨日、BSで途中から観ました。
もうトトが青年になっていて、
王女と兵士(?)の話を聞いているところから。
99日で立ち上がってしまった―とは、
(たぶん)王女との恋が実るか何かの願いが叶う直前に、
その願いが本当の願いではない、
または本当の幸せをもたらさないと気づいたからなのでしょう。
それは常にサルバトーレが
トトに「広い世界での成功」を求めるよう
望む気持ちを示していたのですね。

ラストシーン、
劇場で観たときは、
フィルムの後でちらっと美しい中年女性が映って、
エレナだったのかどうか、
わからないままでした。
放送ではそのシーンがなかった(?)
どゆこと?

ググってみました。
編集によって3つバージョンがあるらしく、
(今回のは国際版となっていた)
完全版では
人妻となったエレナと再会するらしい。
すると、あのチラ見せは…編集で切ったけど再会するよ、
てことかしらん。
なぜ入隊の日に彼女が来なかったのかも
語られているとか。
本当は入れ違いになっただけでやってきた。
サルバトーレは、
トトのために伝言を伝えなかった。
エレナがこっそり残した連絡先に、
トトは気づかなかった。

サルバトーレが望んだとおりの成功を
トトは手にしたけれど、
母が「愛する女性がそばにいない」と気づいているように、
エレナとの恋が生涯一度のものだったことを思うと、
うーん、成功しても幸せじゃないじゃないか、
どうなんだサルバトーレ?と棺の中の彼に言いたい気分。

で、イタリア語番組でのIWAOの演奏がこのテーマ曲で、
今朝また録画したのを見て泣くという…(初泣き)
イタリア語が上達しそうに見えない(笑)ふだんの姿とのギャップもあって、
背景にアマルフィの海があって、
とても感動的。
これ、永久保存版かもしれない。

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