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久万 ほうねんじ のブログ

法然寺でのスローなできごと。

6月の掲示板

2025年06月09日 | 日記



雨あがり 空に祈りの 虹ひとつ🌈




雨があがって、短い晴れ間。
庭を歩くと、綺麗なもの、面白いものを発見します。



翠のトンネルをくぐって本堂へ。




スモークツリーが天に向かって伸びています。




今年は咲くかな?ハスの花。




エゴノキの花。
釣り鐘型にたくさん花をつけます。
そして、すごく芳しい香りがします。




はぐれホタルが挨拶に来てくれました。
久万でもホタルをたくさん見られる場所は年々減っています。。




ミニバラとオオツユクサ。
この時期ならではの異色なコラボレーション。




最後は本堂から遠くを見つめるアンちゃん。
「早く雨やまないかな〜…」



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庭の花たちと鹿児島と

2025年05月22日 | 日記
鹿児島に行ってきましたー。
年に1回は行っていますが、今回は知覧と奄美に行ってきました。



知覧では、特攻隊の資料や戦闘機が展示されている『知覧特攻平和会館』に行きました。




その後、奄美大島へ…。ブーゲンビリアが咲き乱れ、ジャングルみたいなお庭…。実は、ここは鹿児島市内にある奄美大島の自然を再現している場所『奄美の里』です。
さすがに一泊旅行で奄美大島には行けません。。


ジャングルの中にあるこのバナナみたいな木。極楽鳥花(ストレリチア)のようだけど、花が大きく色は白黒です。
名前は瑠璃極楽鳥花(ストレリチア・ニコライ)と言うらしい。





奄美の里にはレストランもあり、鶏飯(ケイハン)という郷土料理を堪能できます。




15日午後9時半頃。ドーン‼︎という地響きをともなった爆破音が!
そう。桜島が噴火したのです。
この爆発音は『空振(くうしん)』といい、噴火の際に大気中を伝わる空気の振動。

写真は朝に撮影した桜島の噴煙ですが、上空3000メートル以上まで達していました。
すぐに火山灰が降ってきて目が痛くて硫黄の匂いが漂っていました。

短い滞在期間でしたが、そんな貴重な経験を含め、内容の濃い鹿児島の旅でした。




無事に法然寺に帰り、数日後。
鹿児島のご両親から、お花のプレゼントがありました。オダマキや変わったアジサイなど。法然寺の庭に新しい仲間が加わりました!

お父さんお母さん、鹿児島では色々な所に連れて行ってくれてありがとうございました!



こちらは法然寺のゆるキャラ、カエルくん。

先代のカエルくんは陶器だった為に最近割れてしまい、二代目を探していましたが、鹿児島のホームセンターで見つけました!
プラスチック製なので割れる心配はありません。



リラックスして本を読んでいますね〜。



さて、今、法然寺で咲くお花を一部ご紹介。



ヤブデマリ




シャクヤク(白)



シャクヤク(ピンク)




バラ




最後は、ご主人が帰ってきて、はしゃぐハナちゃんです。


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お施餓鬼のご案内と5月の掲示板

2025年05月09日 | 日記
お施餓鬼会のお知らせです。

今年のお施餓鬼会は、
七夕 7月7日(月)11時からの開式です。





山門前に、掲示しておりますので、お確かめ下さい。



立夏が過ぎ、裏庭に野の花が咲いています。



レンゲ草。


トキワハゼ。





こちらは掲示板の下に咲くヒメアヤメ。




5月の掲示板。
掛け軸風に作品を加工してみました。


思無邪〈おもいよこしまなし〉

素直で偽りのない心


何事も、自分の心を素直に認めるところから始まります。合掌
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花まつり

2025年04月25日 | 日記
今日は曇り空。
少し冷たい風吹く法然寺で「花まつり」が開かれました。



花御堂の中に立つ誕生仏。





色とりどりのお花に囲まれている、赤ちゃんの姿の仏さまです。




仏教の行事といえば、亡くなられた方のご供養を目的とするものが多いですが、
「花まつり」は、仏さまの誕生をお祝いするという幸福なもの。豊かな気持ちで楽しんでくださいね。





そう思って、毎年、花御堂の飾り付けも工夫しています。




今年は苔玉も登場。
白いお花やビーズの飾りが付いています。
何だか僕の頭に似ているような‥






甘茶は、茶葉の分量を計量して、苦味が少ないように飲みやすく仕上がりました。




法要の後は、お釈迦さまの誕生についての法話をいたしました。
最初、プロジェクターとパソコンのご機嫌がわるく焦りましたが、無事終了。




庭のお地蔵さまにも甘茶とお菓子をお供えします。





お地蔵さまの衣装も今日から夏仕様。
檀家さんが作ってくださった赤い帽子と前掛けで衣替えです。
毎年可愛いお衣装をありがとうございます。







桜の時期が過ぎ、あっという間に新緑の庭となりました。





「天上天下唯我独尊」
あなたという存在は、世界中であなた1人だけ。


仏教と出会い、より豊かな人生に。合掌。







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花過ぎ

2025年04月15日 | 日記
桜が散ってしまう頃を「花過ぎ」と云うらしいです。まさに今、法然寺も花過ぎを迎えています。



春の嵐。
連日の冷たい風雨に桜の花も耐えきれず、多くが散ってしまいました。




前回、敬老会の皆様とのお花見をお伝えしましたが、本当なら一緒に参加されていたであろう、ご近所のTさん。
先月、桜の開花を待たずに極楽浄土へと旅立たれました。




編み物が得意で、境内のお地蔵さんたちの
赤い帽子や前掛けを作ってくださっていました。

お寺のお掃除や法話会にも参加され、90歳を過ぎても元気な姿を見せてくれていたので、
突然の知らせに声も出ませんでした。




もう、中陰の三七日を過ぎました。

毎月、お掃除をしてくださっていた境内の庭。

咲き誇る桜の姿をここに載せて、Tさんを偲びたいと思います。











南無阿弥陀仏 合掌
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