KUKI◇UKIUKI便り

久喜総合文化会館からの事業ご案内やスタッフのつぶやきなどをつづります。

風間杜夫氏へ直撃インタビュー!!

2014-04-29 13:18:01 | 日記
5月10日、風間杜夫氏が約4年ぶりに行うひとり芝居、初日!!を久喜総合文化会館にて迎えます。

公演に先立ちまして、風間杜夫さんに紙面インタビューを行いました!


質問1 かなりインパクトあるチラシなのですが、この髪型には、どういう意味があるの
    でしょうか?どなたか、イメージしている人はいらっしゃるのですか?


このインパクトのあるチラシには、僕も驚きました。
チラシデザインは、デザイナーの方が演出家やプロデューサーと相談して作られるものなので、
僕とは離れたところで、衣装や髪形などは意味づけをされていると思います。
決して役柄としてイメージしているわけではありませんが、扮装を整えた時には、
ビジュアル的に内田裕也さんに似ていると感じました。




質問2 約4年ぶりのひとり芝居と伺いましたが、もう一度、ひとり芝居をやろう!
    と思ったきっかけは、何だったのでしょうか?


1997年から始めたひとり芝居、主人公・牛山明のシリーズは、40半ばで身を粉にして働く
サラリーマンの悲哀を描いたものです。その時の僕の年齢は48歳。多少の違いはありますが、
「役者にならなかったもう一人の風間杜夫」として、等身大の思いで演じることが出来ました。
それが、完成度を求めて再演を重ね、また主人公のその後の人生を知りたくて続編を作っている
うちに、ひとり芝居は5部作となり、牛山明を遥かに超えて僕は61歳になっていました。

等身大の思いで演じることが難しいという感覚が、どうしても僕の中に生まれてしまいました。
そこで、最後の挑戦として上演時間5時間超の「風間杜夫ひとり芝居5部作一挙上演」をもって、
このシリーズにピリオドを打つことにしました。

しかし、ひとり芝居から得るものは大きく、またあらためてひとり芝居をやりたいという思いも
消えてはいませんでした。

そしてそれはまた水谷龍二という作・演出家との新たなスタートでもあるわけです。
本来ならば、現在65歳の僕と等身大の男を演じるのでしょうが、水谷さんは95歳の老人に
仕立てて台本を書いて下さいました。
これは等身大というわけにはいかないので、また新たな挑戦になります。



質問3 ステージにひとりだけ、ですから、体力と集中力がかなり必要だと思いますが、
    どのように健康管理されているのでしょうか?また、筋トレなどで鍛えられて
    いらっしゃるのですか?


お陰さまで、長い役者人生を続けて来ています。
様々な役を演じるにあたっては心身の柔軟性が大切なので、毎日のストレッチは欠かさず行っていますが、

特にこれといった鍛え方をしているわけではありません。
しかし、年間を通して舞台に立つ回数が多いので、それが何よりの僕の健康法なのかもしれません。
お客様の前に立ってこそ、自分でも驚くほどの体力や集中力が満ちてきているのだと思います。




質問4 風間さんにとっての<正義の味方>とは?


「正義」とは難しいテーマですね。
「人は人を殺してはいけない」そう思って生きています。
親は戦争を体験していますし、僕は役者として歴史上の人物も演じます。
戦いを重ねて作られてきた国の史実と向かい合うことは少なくありません。
しかし、どんな理由があろうとも、命の尊さを損ねることは許されないと考えます。



質問5 最後に、風間さんから久喜周辺にお住まいで、ひとり芝居を楽しみにしてくださって
    いる方々へ、メッセージをひとことお願いします。


お客さまと一緒に今日を大切に、明日を豊かに、そんな思いで臨んでいます。
人生のほんのひとコマですが、2014年5月10日、同じ空間時間を皆さんと共有できる僕は本当に幸せです。
劇場でお会いしましょう。



いかがでしたか?
今年、65歳を迎える風間杜夫さん。
4月上旬までは、三谷幸喜さんのお芝居にもご参加されていらっしゃり、
ひと息つかぬ間に、ひとり芝居に突入されます。

まさしく、舞台俳優!

エネルギッシュ、パワフルな舞台を間近で、低コストで、しかも、日本全国で、一番はじめに
観られるのが、ここ久喜総合文化会館です!!

新年度明けて、ちょっと疲れた心を元気させてくれる、風間杜夫ひとり芝居!を観に
ぜひ、お越しください!!!


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