昨日は、今年最後のコンサート、プラネタリウムコンサート《聖なる星空のクリスマス物語》が行われました。
今回の出演者は、久喜市在住のメゾ・ソプラノ人見珠代さん。
そしてパートナーを務めてくださいましたのは、古楽器(ヴァージナル&ゴシックハープ)の矢野薫さん。
明るく朗らかなお二人、リハーサルからとても和やかな雰囲気でした。
先ほど、古楽器で紹介しました、“ヴァージナル”という楽器。気になりますよね。
こちらです!!
チェンバロと似たような音がでますが、鍵盤に対して、弦が横に張られているのが特徴です。
ゴシックハープ、ヴァージナル、声 と 3種類の音のサウンドチェックを念入りに行い、リハーサル開始。
リハーサルも無事終了。
今回演奏するプログラムの中に、ハーブや精油の名前がでてくる・・・ということで、
人見さんご愛用のアロマオイルをロビーに準備しました♪
香りも一緒に楽しんで頂きます。
いよいよ開演。
前半は、スコットランド、アイルランド民謡から始まりました。
途中、矢野薫さんによる、ゴシックハープ、ヴァージナルの楽器説明もありました。
ゴシックハープは、ゴシック時代に描かれた絵を参考にして、作られたそうです。
その後は、古楽器の伴奏で、日本歌曲を数曲披露しました。
ドームに映し出される、雪景色、お月様、そして、星座の数々。
演奏とプラネタリウムのコラボ、とても美しく、ホールで行われるコンサートと違いますね。
うっとり~としたところで、前半終了。
さて、後半は・・・・
チャリーン、チャリーン という涼やかで透明感のある音色が暗闇から聴こえてきました。
客席のなかに、人見さんが!!神秘的な歌声を間近で感じます。
後半は、タイトルにもなっています、《クリスマス物語》。
人見さんの朗読と歌、矢野さんのヴァージナルとゴシックハープ、
そして、聖書に関わる絵画を投映しながら進みました。
イエス・キリストが生まれた時のおはなし(朗読)と音楽が、とてもキレイにリンクされて、
心癒されました。
そして、最後は、会場の皆さまと、<きよしこの夜>を合唱♪♪
クリスマス・イブイブを楽しみました♪
公演終了後は、ロビーにて、ゴシックハープを興味深く見られる方や、
コンサートの中で登場したアロマ精油、ハーブを薫られる方がたくさんいらっしゃいました。
いつもの星にプラスして、<香り>もお届けして、五感を目いっぱい楽しむコンサートとなりました。
人見さん、矢野さん、ありがとうございました!!!