平田容疑者出頭で
出頭し、逮捕された平田信容疑者の話はどこまで事実なのか、信用していいのか良くわからない。
良くわからないのだが、さもありなんと思った言動は「東北の大震災で不条理なことを多く見て、自分の立場を改めて考えた。」という一文を読んだときだ。
オウムはカルトであり国家に敵対するテロリストととらえられていたと報道が言っていた。「ポア」という言葉を殺人を正当化するために使っていたと記憶に残っている。殺して社会を変える。
非現実的なことのようで、どこか説得力がありそうではあるというのは、過去にも似たようなことが延々と続けられた気がするからだ。それを革命と呼ばれていたのかもしれない。
そんな精鋭的心中であったろう平田容疑者が、2011年3月11日のあの大震災をが見ていたのだろう。
多くの人が亡くなり、そこで起こった助け合いを見みるたびに、オウムの殺人による革命思想が色あせていくように思えたのかもしれないという思いがふとよぎった。
それと出頭との強い意志がリンクしたとは思わないが、いままで報道された平田容疑者の言葉の中では一番説得力があった。