ヤドリガイ科の中でも、特に好きな貝の一つです。
最初に採集した貝が、不注意で粉々になってしまった事もあって、この貝の身抜きには細心の注意を払いました。
何処にでもいる貝ではなく、アマモ帯で採集した記憶があります。
放射状に現れる肋も、ストレートな感じではなく、うねった肋と言う印象です。
両端の肋は、周囲で棘状になっています。
軟体は、突起の先端がオレンジ色となる部分が、全体にちりばめられています。

Galeommella utinomii Habe 1958
ウロコガイ科 オウギウロコガイ
田辺市畠島産 生貝個体 7.0㎜ 2002年採集
小さいのが難点で、打ち上げでは無理ですから、石をひっくり返して探したこともありましたが...。レッドデータでAランクだそうですからそうそうみつからないか...。アマモか...。
なかなかこれをくれる人はいないと思いますので、頑張らなくてはなりませんね。
この貝を採るには、もう一つの生息状況を知る必要があるんですよ。(^^)v
アマモ帯で良いんですよ。