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こんな貝が採れた

海岸での打ち上げや、磯採集、漁港での採集と、貝集めのブログです。

2018.2.11南部堺漁港採集

2018-02-21 15:10:00 | 採集
黒潮貝類同好会の例会前の採集会で、一年ぶりに南部堺漁港での採集となりました。





早朝からの採集ですが、この日漁労屑のごみを確認したのは3か所のみで、かなりさびしい状態です。
以前の、見える範囲全てが網干しの状態が懐かしいですね。

そのゴミは、




これまたあまりたくさんはなく、見終わるのにそんなに時間はかからなかったです。

成果は、
巻貝類(ハマユウを含む)

マイヒメセンジュはヤドカリ入りで、まだ見が抜けていないもう1個あります。

二枚貝類


少し欠けていますがシュモクガキも採集しました。


帰ってから確認すると、このシュモクガキにチビツクエガイが付いていました。


今回の成果の中で一番よかったのは、


大きなマベです。
捨てられていた釣り糸の塊に着いていたもので、まだ生きていました。
和歌山産としては十分な大きさです。

最近の南部堺漁港とすれば、これぐらい採れればまだいい方かもしれません。


すさみ町高浜海岸での採集

2016-05-26 17:46:30 | 採集
自然観察会が開かれたので、参加してきました。
初めて行く所でしたが、あまり期待できそうになく、見た貝を画像に撮りながら、確認してきました。

駐車場にはこんな看板が立っています。


浜はと言うと、




丁度潮も引いて、波もなくいい感じです。
さっそく浜に下りて探し始めると、


たくさんいるのはアマオブネ


岩にくぼみにはヒザラガイ


磯の定番のイシダタミ


潮だまりや石の上を這いまわっているイソニナ


キクノハナガイ


ベッコウザラもいます。


イボタマキビや、画像はありませんがアラレタマキビもたくさんいます。


大きな岩に下の奥には、メダカラも見られました。

キクノハナガイの集まっている所に見慣れない形の貝が、

裏を確認すると、ヒラカラマツでした。
和歌山では、上浦の海岸に続き、2個体目です。
今回の個体は老成した綺麗な貝です。
あまり目新しい物はありませんでしたが、ヒラカラマツともうひとつ気になるカラマツの仲間が採れました。

さて、向かって右はなんでしょう?

深海からのごみ

2016-01-07 20:35:13 | 採集
知り合いの深海釣りをやっている人から、仕掛けにゴミが掛かったのでいりますか?と言う連絡があって、引き取りに行ってきました。
そのゴミがこれ


全くナイロンの塊と釣り糸の絡んだものです。
貝があるようには見えません。
でも、このゴミが引き上げられた所は、水深280mなのです。
何かないかとまず大きな物を見てみると、見つかったのが

サメの卵と大きなコシオリエビ。
オオコシオリエビと言う種類のようです。

他に見るものがないので、バケツでこのゴミを洗って、残った泥を濾してみました。
その残った物がこれ。

かすかにハリナデシコの小さいものが見えます。
少し期待が持てそうです。
乾燥してじっくり見た結果が次の画像です。





思ったよりもハリナデシコの仲間が多く出てきました。
大きいもので6㎜です。
小さい貝では、巻貝も3個ほど、ハナシガイの仲間の半片も見えます。
ハリナデシコの仲間は、2種類ありそうです。
ほとんど名前は付きそうにありません。


2014.4.27上浦の貝砂

2014-05-05 21:15:36 | 採集
この日の磯採集前に、打ち上げも少し確認していました。
よさそうな所があったので、袋に少し持ち帰っていたのです。



帰ってからゆっくりと選別をしましたが、かなり細かかったので、時間がかかりました。
まずは選りだした物を


砂の浜に生息する貝特有の種類がたくさんあります。
ここの一押しは、ヨセギザクラの半片です。
まだペアは見たことがありませんが、半片はたくさん見つかります。

この日は特にイトカケがたくさん入っていました。
ほとんどない日もあるのですが、今が狙い目かもしれません。
6~7種類くらいあると思います。


案外種類が採れたのが、浮遊性の貝です。

ウキヅツ、ヒラカメガイ、ササノツユ、マサコカメガイ、キヨコカメガイ。

他の人のブログを見ていて、覚えていたせいか、これが気になり集めてみました。

種類は解りませんが、小さい物は2㎜、大きくても5ミリほどのウニです。
ここには沢山いそうです。