こんな貝が採れた

海岸での打ち上げや、磯採集、漁港での採集と、貝集めのブログです。

ミガキセコバイ近似種?

2018-10-05 16:00:00 | 近似種比較(巻貝)
オゴクダでの採集で、以前からミガキセコバイの大型の標本ではないかと考えていた貝が採れました。
今回で3個体目です。
3個体とも同じくらいの大きさで、ミガキセコバイに比べはるかに大きな標本です。
3個体それぞれ44.8㎜、51.1㎜、48.0㎜です。
オゴクダで採れるミガキセコバイの平均的な大きさは、画像の個体の28.5㎜~35.9㎜くらいで、かなり開きがあり、中間に位置するような個体はまだ見ていません。

オゴクダのミガキセコバイ




大型の標本?




両種の比較




画像でも判るように、模様の出方や殻表面の彫刻など、ほぼ同じです。
わずかに大型標本のほうが、色が濃い印象を受けますが、これが違いといえるかどうかは難しいですね。
中間の個体が得られるかどうかが今後の判断になります。

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ハヤテギリ

2018-08-26 14:00:42 | タケノコガイ科
前回紹介したヤマザキタケと混同されている貝です。
成長肋と螺肋で、布目状となる特徴は同じですが、縦肋はやや粗く褐色の群雲状の模様が出ます。


肥後目録標本掲載番号4918
Decorihastula amoena Deshayes 1859
タケノコガイ科 ハヤテギリ
串本町潮岬沖ドレッジ揚り 生貝個体 42.3㎜ 1978年採集
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ハチジョウユキスズメ

2018-06-12 16:00:00 | 巻貝類
非常に扁平な殻で、軟体が何処に入っているのか気になるくらいです。
殻表には、突起を伴った放射肋があります。
内面にも、周辺は扁平になる部分があって、放射状肋は内面にも影響しています。
殻はほぼ透明で、透けて見えています。


肥後目録標本掲載番号658
Phenacolepas nakamigawai Is.Taki 1954
ユキスズメ科 ハチジョウユキスズメ 
串本町上浦海岸 死殻個体 6.7㎜ 2018年採集


肥後目録標本掲載番号658
Phenacolepas nakamigawai Is.Taki 1954
ユキスズメ科 ハチジョウユキスズメ 
串本町上浦海岸 死殻個体 6.7㎜ 2018年採集
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ヤマザキタケ

2018-05-09 13:15:00 | タケノコガイ科
ヤマザキタケの名前が付けられたのは、名古屋貝類談話会の会誌『かきつばた』です。
そこに載せられている図は、高知県沖の島のドレッジにより得られた貝で、学名のconspersaとは違う貝だと思っています。
その貝は、和歌山でも採れていて、次に紹介するハヤテギリの色の薄い細い型ではないかと思わせるような貝です。
下にあげた物は、フリピン産のconspersaと思われる貝で、この貝はまだ私自身は日本産を確認できていません。
確かに色合いが薄く、刻点状の螺肋は多く低く出ます。


肥後目録標本掲載番号4917
Decorihastula conspersa Hinds 1845
タケノコガイ科 
フィリピン 生貝個体 33.2㎜ 1990年採集

私がヤマザキタケとされた貝だと思っている貝です。

肥後目録標本掲載番号4917
Decorihastula amoena Deshayes 1859
タケノコガイ科 ハヤテギリ(ヤマザキタケ型)
串本町潮岬沖ドレッジ揚り 生貝個体 39.0㎜ 1980年採集
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キタケノコ

2018-04-15 13:51:31 | タケノコガイ科
殻は細長く、全体に黄色い色合いですが、縫合下帯は白色の縦肋とその間は褐色になります。
殻表には、刻点状の螺肋があり、縦肋は薄くやや立ち上がります。


肥後目録標本掲載番号4916
Decorihastula pertusa Born 1778
タケノコガイ科 キタケノコ
串本町潮岬沖ドレッジ揚り 生貝個体 64.5㎜ 1978年採集
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