こんな貝が採れた

海岸での打ち上げや、磯採集、漁港での採集と、貝集めのブログです。

ヘリグロツクシ

2017-04-22 13:20:14 | タケノコガイ科
この仲間では一番小さい種類かもしれません。
間隔が開いた細い縦肋があり、その間は螺肋があります。
縫合下には、縦肋が顆粒となり、褐色の帯となります。
瀬戸内海から採集される砂から採れると聞いていますが、現生の貝はあるのでしょうか。
別名のスクナビコナトクサの方が、以前から知っていた名です。


肥後目録標本掲載番号4889
Pristiterebra tantilla E.A.Smith 1873
タケノコガイ科 ヘリグロツクシ
香川県坂出市沙弥 5.0㎜ 2012年採集

ムラサキタケ

2017-04-02 21:43:45 | タケノコガイ科
殻は小型で、各層の中央部分がくびれます。
細い縦肋は、その括れ部分で薄くなって、やや途切れる感じがします。
全体的に、灰色ですが、括れを除く上下の縦肋はやや白っぽくなります。


肥後目録標本掲載番号4888
Pristiterebra taylori Reeve 1844
タケノコガイ科 ムラサキタケ
鹿児島県串木野市島平 17.9㎜ 1980年採集