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システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

『70歳の正解』 (和田秀樹、幻冬舎新書、2022)

2025-04-23 21:47:42 | 本の紹介
『70歳の正解』 (和田秀樹、幻冬舎新書、2022)
ISBN: 978-4344986640

80歳の本に続けて、読んでみました。

●全体的な印象
いわゆるエビデンスより、考えや行動の指針を示す感じ。
けど、自分より年上で、臨床も含め、経験も多い方の話には参考になることもあろう。

●メモ
・p.72前後
脳を使おうとか、新しいことを経験しよう(通る道を変えてみる程度でも)などの文脈で、「小失敗は許容範囲」くらいのつもりで、と。

・p.79~
完全主義より、「60点主義」で即決せよ、と。
「それくらいの勢いがないと、老いの坂は登り切れません」

僕は、旅の計画をゴーするのに少し時間がかかっているかもしれません。自分の心がその旅に向くのを待つというか。

「旅行の行き先を決めるくらいのことは…20~30分で決めたいもの」
・・・「…くらいのこと」というより、僕にとっては少し大事なことながら。

・p.84~
イライラしていると感じたら、「最も簡単な方法は、『深呼吸』です」と。
気を付けよう。

・p.183~「介護保険を利用して、払った税金を取り戻す」
この辺りに書いてましたが、介護保険のことって、僕は全然知りませんでした。どんな補助があるのか。そもそもどんな支援が必要になるのか。「要支援○」の数字は小さい方が、支援必要度が小さいとか。

母が数年前に、要介護認定を受けて、いろいろ支援を受けましたが、父がほとんど手続きしてくれたおかげで、実際に学ぶこともできず。

簡単なムック本でも読んでみようと思います。

自分の「終の住処」も、いずれ考えないといけないでしょうし。価格がどれくらいとか、介護保険でどれくらい補助が出て、自己負担は…

・p.161~リバースモーゲージ
基本的に自宅を担保にした融資(利息は払う)のようですが、「自宅を担保にした、終身保険商品」とか出ないですかね…

・p.184~
映画『最高の人生の見つけ方』、未見ですが、原題は『The Bucket List』なんですね。
去年は、ある日、レシートのウラに、「行きたい場所」メモを書き落としました。それを時々みて、「行きたい場所は先延ばししない」ポリシーで、なるべく先に予定を決めてしまうようにしてました。

もう少し長いスパンの Bucket List も書いていく方がよいかも。

・p.190~(終章)
「遊ぶだけ」の人生は考えていませんが、それは「飽きる」と。
仕事、ボランティア、農作業など、「働く」方がよいことは様々な調査で明らかと。

「定年イコール引退ではない」と。
僕も、先日、三重県南部の民泊オバサマと話をしていて、「定年=新たなスタート」という思いは強くしました。

その直前、大阪で新社会人生活を始める親戚が、自宅に4日間、泊まっていったのですが、「これから色々なことがあるよ」と思ったりしてました。
「銀河鉄道999」の映画サントラCDを流してたときも、「今の君だよ」とも。

けど、「銀河鉄道999」の主題歌や挿入歌(テイキング・オフなど)は、これからの僕に向けられた音楽とも思いました。

ちなみに、その親戚が来宅する直前、大学の先輩たちと会食してました。
卒業以来かもの先輩が、大企業の部長職まで勤めたあと(出向やら等々で)退職して、日本語学校の教師をしているとか。

「(漠然と)やってみたいなぁ、けどスキル的に無理だろうな」と思っていたこと1つで、少し情報収集を始めています。
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