おじいクボマ~ル@青空保育園 since 2023

定年前に大学教授から保育園長に転身した「おじい」のブログです。誰にでも開放していますので、ご投稿も歓迎です!

少子社会化と待機児童問題 by かなえちゃん with 久保田のリライト

2017-04-30 07:33:52 | エッセイ
 さすがは初段のかなえちゃんである。原文のレベルがかなり高いから、推敲するのが難しい。段落を無理くり四つにし、贅肉を落とす(440字ほどになった)のがやっとこだった。
 かなえちゃんの町でも待機児童が生じているのかを確かめるべきだったが、それを前提に論構成してみたつもり。どうだろうか?


 私が通った小学校と中学校は、他校との合併で今はもうない。さらに最近、三つの保育園が統合された。少子社会化は、田舎である私の町でも確実に進行している。ところが、認可保育園を希望しても叶わない「待機児童」問題が、この町でも起こっている。
 原因の第一は、入園希望者の増加だ。女性の社会参加や参画により、共働き家庭が増えた。加えて、核家族化の進行とともに祖父母との交流機会が減り、必然的に保育施設への社会的ニーズが高まっている。その一方で保育環境を大きく作用する保育士の数は、勤務条件の改善の遅れ等から減少傾向だ。劣悪な環境下では、給食や乳幼児への対応が心許ない。
 少子社会化が進む地域へ移住するのは、仕事や生活環境の激変をともない現実味を欠く。それに、少子社会化と待機児童数の数は必ずしも連動していない。多様化している父母たちのニーズに応えるには、保育士が少な過ぎるのだ。
 私たちには再度、「子どもの最善の利益」という視点からの、預ける側・預かる側としての熟慮が求められている。


少子化なのに、待機児童? byかなえ

2017-04-29 14:18:58 | 自由投稿

 私が通った小学校も中学校も、今はない。両者とも合併してしまったからだ。さらに、つい先日地元では、3つの保育園が統合したという。これら全てが、少子化進行の顕著な例である。
 しかし近年、認可保育園に希望しても入園できないという「待機児童」の存在が問題視されている。
 原因はいくつかあるようだ。まず、入所希望者が増えたことが挙げられる。女性の社会進出によって、両親が共働きする家庭も少なくない。また、核家族化が進んだことで、祖父母との繋がりも薄くなり、保育施設に預けざるを得ない状況も一因と言える。その一方で、保育士の数がやや減少傾向にあるという点も見逃せない。かと言って、劣悪な環境にも関わらず子どもを受け入れてしまうと、給食の量や1人1人に目が行き届かないなどの問題が浮上する。
 少子化した地域に移住すれば、入所が容易くなるのかもしれない。しかし、突然仕事や環境を変えるということは、あまり現実的ではない。それでも、今のままでは、少ない保育士が保護者の多様化したニーズに応えていくのは困難を極める。この先、最も重要なのは、預かる側も預ける側も、「子どものことを1番に考える」ことではないだろうか。

62歳の詐欺師 by さなえ with 久保田のリライト

2017-04-29 06:31:33 | 自由投稿
 熊本県警は、出資法違反容疑で山辺節子容疑者を逮捕した。山辺容疑者は出資話を持ちかけて被害者は70人越えで計7億円以上を集めたとして国際手配されていた。滞在先のタイでは62歳を38歳と言い、また偽の名前を使って交際相手に土地や家を購入するなど貢いでいた。
 この事件を知り驚きと呆れを感じた。まず、嘘の出資話で7億円以上を集めたことだ。後で嘘だと気づかれ返済を求められるであろうとわかっていて同じことを繰り返し、結果返済が不可能な額までいってしまった。人を騙し続けるととんでもないことになるとこの件でよくわかる。また、自称38歳としてタイ人の交際相手に多額を貢いだことに呆れを感じる。交際相手も嘘の年齢を言っていることに気づいていた。2人の関係は違法によって手に入ったお金で結ばれているように思われ、人はお金に弱いと感じた。そして、24歳も若くして、肌を大胆に露出した服装で海外で生活をしていたと知り、同じ日本人として恥ずかしさを感じた。二度と同じような事件を起こしてほしくないと強く思う。

↓ ≪久保田のリライト≫
 被害者70人超から計7億円以上をだまし取ったとして国際指名手配されていた68歳の女が、熊本県警に逮捕された。滞在先のタイでは偽名で38歳を名乗った上、交際相手に土地や家を貢いでいたという。
 私は、驚き呆れた。先ずは、いずれ相手に感づかれ、返済を迫られるのを知りながら、嘘の出資話を返済不能になるまで続けたこと、そして、その金を自称38歳としてタイ人の交際相手に貢ぎ続けたことだ。人を騙せばどうなるかがハッキリわかる事件だ。
 貢がれていた方も、彼女の年齢詐称を知っていたらしい。二人は金だけで結ばれていたのだろう。人間はいかに金に弱いのか、哀しくもなる。
 実年齢を20歳以上も偽り、大胆に肌を露出して海外生活を続けていた彼女に、同じ日本人として恥ずかしさと落胆と怒りを感じるが、その一方で、老いゆく自分に対する女性の哀しみのようなものを感じるのだが、いかがだろう。

辞任が責任か? by Pちゃん with 久保田のリライト

2017-04-29 05:39:20 | 自由投稿
 先日、読んだ記事に『震災「東北でよかった」』という見出しが目にとまった。記事を読むと、自民党の今村雅弘(70)復興相は25日、自民党二階派のパーティーで講演し、東日本大震災について「(発生が)東北だったから良かった」と発言したと書いてあった。記事を読み進めると、4日の記者会見でも、東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難に関し「本人の責任」などと述べ、3日後に発言を撤回と書かれていた。
 私は、謝罪をしているだけで反省していないということが、メディアから伝わってきた。謝罪というかたちだけで物事を収めようとしているのではないかとも感じ取れた。被災者の方々がどれだけ辛い思いをしたか、苦しい思いをしたか、復興相なら近くで見ているはずだ。自分の立場がありながら、公での発言で被災者の方々をはじめ、たくさんの人を悲しませたのである。その後、今村氏はその責任を取って、辞任する意向を固めた。
 辞任することが責任なのか。確かに、失言ばかりする復興相に今後を任せたくないが、何か東北のためにできることはなかったのだろうかと考えてしまう。被災者の方々は一歩ずつでも前に進もうとしているのに、今村氏が復興を止めていたのではないかと思う。

↓ ≪久保田のリライト≫
 「東北地方の復興が遅れているのはこの人のせいか?」と思ったのは、はたして私だけか。
 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故から命からがら自主避難した人たちに「それは自己責任で」と言い放った人物が、今度は、「あっちの方(東北地方)だったからまだ良かった」という信じ難い発言をした。すぐに発言は撤回され、謝罪も行われたが、それで終わらせて良い問題なのだろうか。
 新聞やTVでの報道を見聞すると、謝罪は言葉だけで、心から反省しているとは言えないようだ。彼に真の復興担当大臣としての資質があれば、被災者の辛く苦しい思いを傍らで痛いくらいに感じ取っているはずだ。だが、彼の発言はまるで「他人事」であり、それがまた多くの人々を悲しませた。大臣どころか、国会議員の資質すら欠いている。
 大臣の辞任でこの騒動の幕を引いてはなるまい。これをきっかけに東北の復興が加速されなければ、私たちには真の反省も前進もない。



中国で表札の文化を作ったら by のざかですっ! with 久保田のリライト

2017-04-29 05:13:07 | 自由投稿
 メインターゲットが「苗字」なのか「表札」なのかわかりにくかったので、「表札=苗字」という視点から推敲してみました。どんなものでしょうか?

 日本では家の前に表札を掲げるのはごく当たり前である。郵便配達や宅配便は配達しやすいという利点もある。日本人は苗字を大切にする民族であるとされ明治時代から苗字をつけることが義務付けられ、それは同じ頃始まった郵便事業の効率化を図ることが当初の目的だったという。
 だが関東大震災以降表札を掲げる家庭が多くなった。それは、家が倒壊しても家族の名前が書いてあればそれが救助の役に立つ時があるからだ。地震や自然災害が多い日本にとっては必要不可欠だ。
 そんな日本の文化や目的に疑問を抱いているのは中国だ。日本のアニメなどで表札の存在は知ってはいるものの、「理解できない」と思っているそう。それもそのはず、日本には読み方の違うものを含め20万を超える苗字が存在する。それに比べ中国の苗字の種類は非常に少ない。もし、災害が起きて表札を頼りに捜索をしても「王」、「李」、「張」、「陳」という苗字ばかりであれ、どこの王さん?と、逆に混乱してしまいそうだ。
 私は珍しい「野坂」という苗字で、小学生中学生のときは好きではなかったが、このように役に立つときが来ると思うのでこの苗字で良かったと感じた。
↓ ≪久保田のリライト≫
 日本では、家の玄関に「表札」を掲げるのが一般的だ。もともと「家」を重んじてきた日本人が、苗字を名乗るよう義務づけられたのは明治時代からであり、それは、同じ頃に始まった郵便事業を効率化するという意図もあった。
 「表札」が一般化したのは、関東大震災以降である。家屋が倒壊しても「表札」に家族の名が記されていれば、人命救助に役に立つからだという。自然災害の多い日本では、必需品とも言えるだろう。無論、郵便や宅配便が配達し易いという利点もある。
 アニメなどを通じ表札の存在を知い中国人でも、日本の「表札」文化は理解しにくいらしい。それもそのはずで、読み方の違いを含めると、日本には20万種類超の苗字が存在するのに対し、中国には「王・李・張・陳」などの数種類しかない。「表札」を掲げても大した意味はないのだ。
 私の苗字は、珍しい部類に入る。子ども時代はあまり好きではなかったが、珍しいゆえに役立つ時もあると思うので、最近は気に入っている。

強く美しければ良いのか? by イガタンポ with 久保田のリライト

2017-04-28 14:45:23 | エッセイ
 4月24日から開かれていたポルシェ・テニス・グランプリにおいて、マリア・シャポワが一年ぶりに公式ツアー大会への見事な復帰を果たした。
 しかし、ドーピングによる公式戦出場停止処分が解ける二日前からの大会であったため、彼女の出場は26日からとなり、しかも、「推薦」という特殊な形となった。このことをめぐり、他の選手たちから多くのブーイングが浴びせられている。本来なら、予選から勝ち上がらねばならない大会なのに、まるでシード選手のような扱いだからだ。
 彼女はそんな外野の声をものともせず、ストレート勝ちを続けて無類の強さを見せつけた。そして、一年ぶりの公式戦とは言え、美しさやしなやかな動きは少しも衰えておらず、むしろ、他の選手たちを圧倒していた。
 一度はテニス界から追放された彼女の、強さ・美しさに魅了されたテニス界の上層部が今、シャポワの強い味方、あるいは、信者となっているのは間違いない。他の選手たちからすれば、それは不平等や不公平なのだろう。しかし、テニス界全体からすると彼女の今後の活躍は、強く望まれるものに違いない。

帰ってきたシャラポワ byいが

2017-04-28 11:08:15 | 自由投稿
ㅤ4月24日から、ポルシェ・テニス・グランプリが開幕された。ドーピング違反により、公式戦の出場停止処分が下されていたマリア・シャラポワは、一年の時を経て公式のツアー大会に復帰を果たした。
ㅤしかし、彼女の出場停止はツアーが始まった2日後が解除日であったため、推薦という形で26日が復帰日(初戦)になった。本来なら下山から勝ち上がるべき大会で、特別扱いされたこの謎の推薦出場に、復帰戦ということもあって他選手たちからのブーイングは留まることを知らない。
ㅤそんな声をものともせず、彼女は初戦をストレートで勝ち抜き圧倒的な強さを見せた。一年前と変わらず美しく、しなやかな動きは他選手よりも洗練されているとさえ感じた。
ㅤスポーツマンとして許されざることを犯し、一度はテニス界から追放されたが、その強さと美しさ、魅力の一種の信者であるテニス界上層部が、今は彼女の強い味方であることは間違いないだろう。
ㅤ一部選手陣などからは未だブーイングを受け続けているが、テニス界の大きな期待を背負って復帰を遂げたシャラポワの今後の活躍に、さらに注目していきたい。


それでも遊んでしまう私 by かなみん with 久保田リライト

2017-04-28 04:31:14 | エッセイ
 かなみん原稿は 400字にできた。その分、贅肉が多かったということだろう。
 内容的には、今時のJD(女子大生)に典型的な「甘え」がプンプン出ていて(笑)、4年生になってもまだ「外食&遊びかよ?」と、思わず苦笑いしてしまった。ま、自分の行動については自己責任でお願いしますよ。後になって、「あ~、あの時な~」とか思わぬように。

 4年生になった。履修科目が少なくなり、日に1・2科目という日もあり、それも午後の授業だったりすると、朝寝坊や遅刻を心配する必要もない。だが、私たちには「卒業研究」という最大の課題があり、そう簡単にうかうかしてはいられない。しかも、保育系公務員志望の私には、6月末の採用試験に向けた準備勉強もある。今までの不勉強を取り戻すべく、膨大量の問題をこなさねばならない。
 ところが、やることが増えると逆にやる気が萎えるというのが私の悪い癖で、既に今週末からのゴールデンウィークの計画を立てていたりする。
 わが家は父・母・姉との四人家族だが、全員で食事をする機会がほとんどない。普段は早朝から夜遅くまで仕事に忙しい姉もさすがに休みだと言うで、さっそく外食の約束をした。そして、都内へ遊びに出る計画も立てた。
 せっかくの時間を、大事な課題ではなく外食と遊びに使ってしまいたがる自分に、今、半ば呆れている。

楽しみなゴールデンウィーク by かなみん

2017-04-28 04:22:36 | 自由投稿
今月で4年生になった。4年生は1・2年生の時と比べて取る科目も少ない。1コマしか入っていない日がほとんどで多くても2コマだ。それも午後からの授業ばかりのため、朝が苦手な自分にとっては「寝坊・遅刻」ということがなくて安心だ。
しかし4年生には卒業論文という大きな課題があり、授業が少ない分この課題を終わらせないといけない。
公立保育士希望の私の場合、希望の自治体が6月末日に第一次筆記試験があるため試験勉強もしなければならず、やることがいっぱいだ。そしてやることが多すぎると逆にやる気が無くなってしまい、趣味のゲームで、つい無駄に、時間を使ってしまうのが悪い癖だ。
そんな私が楽しみにしていることがある、それは今週土曜日から始まるゴールデンウィークだ。今年は4月29日から5月7日までの9日間もあるそうだ。
私は父母と姉の4人家族で一緒に住んでいるが、姉は朝早くから夜遅くまで横浜で仕事をしているので、普段なかなか姉と話す時間が無いし、家族そろってご飯を食べられない。だがゴールデンウィーク中は姉も仕事が休みらしく、今週の日曜は家族で外食に行き、来週は姉と2人で都内に遊びに行くことが決まった。今からそれが楽しみだ。

戦争はなくせない by ラブ山田 with 久保田のリライト

2017-04-27 06:20:20 | 一般向け連絡
 連日、テレビでは北朝鮮が報道されている。戦争は今の日本に生きている私たちには無縁の話だと思っていた。先日ある先生の授業で戦争の話を聞いた。今まで戦争は私たちにはありえないことで現実味がなかったが話を聞いて初めて戦争で自分も死ぬかもしれないと死に対する恐怖を感じた。将来戦争はなくなるのだろうか。私はなくならないと思う。
 日本では戦争をしないとしているが、世界では今も絶えず紛争やテロが起きている。私たちが生まれる何千年も前から戦争や紛争は常に起こっていて、世界には73億人以上のそれぞれ違う思想を持っている人間がいる。戦争で家族や友人が亡くなってしまうのは悲しいし戦争自体を肯定するわけではないが、それぞれの考えを持っている人がこれだけいるのであれば戦争が起こるのは仕方のないことだと思う。
↓ ≪久保田のリライト≫
 北朝鮮と、それを取り巻く日本・韓国・中国・アメリカとの、ただならぬ緊張状態が続いている。日本に生きる私たちに戦争など無関係、現実味のない話だと思ってきたが、今の状況を解説してくれた先生の話を聞き、ここに至って初めて、戦争や死に対する恐怖を感じた。
 戦争は避けられるか。そして、それをなくせるのだろうか。私の答えは極めて悲観的だ。
 日本がいくら日本国憲法で「戦争放棄」を唱えようと、世界各地では絶えず紛争やテロ活動が起きている。争いは常に人類の歴史とともにあり、互いに異なる思想や文化を持つ70億を超える人々が今、この地球上で暮らしている。
 戦争を認め、肯定する気など毛頭ないが、「話し合えば理解し合える」という理想を盲信できないのも事実だ。ここまで肥大し多様化した人類にとって、戦争はある意味で必然なのかも知れない。


家族の一大イベント by フレンズ長島 with 久保田のリライト

2017-04-26 15:27:48 | エッセイ
 ゴールデンウィークまで残り一週間を切った。今年は最大9連休だという事をニュースで知り、世の中の社会人はこんなにも連休を満喫できるのかと愕然とした。今年は学生最後のゴールデンウィークなので思いっきり遊びたいが、現実はゴールデンウィーク初日から幼保模試の受験が待っている。また4年生の私には卒論という強敵も存在し、猫の手も借りたい状況にあることは間違いない。
 しかし忙しい私にもゴールデンウィークを満喫したい思いはある。実家のある山梨県に久しぶりに帰省し、家族とゆっくり過ごそうと考えている。私には3歳年上の兄がいるが、現在大阪府で働いているため、顔を合わせるのはゴールデンウィーク・お盆・お正月の年3回のみである。兄とは一度も喧嘩をしたことがなくとても仲が良い。先日も電話で就職活動のアドバイスをもらい、改めて頼れる兄だと実感した。
 ゴールデンウィークは家族が全員揃う一大イベントなので、父、母、兄を含めた家族全員で、家の窓から見える雄大な富士山を眺めながら、互いの近況報告をする事が楽しみだ。学生最後のゴールデンウィークは、やらなければならない事が盛りだくさんだが、家族と過ごし、充実した日々にしたい。

↓ ≪久保田のリライト≫
 最長九連休となる今年のゴールデンウィークまで、あと一週間を切った。
 学生時代最後の黄金週間に向け、思い切り遊びたい。だが、何と私には、連休初日から模擬試験が待っている。しかも、卒業研究に向けた諸々の作業は、猫の手も借りたいほどだ。せめて、山梨県の実家に戻り、家族とゆっくり過ごしたい。
 私には、大阪で働く三歳年長の兄がいる。一度も喧嘩をしたことがなく、非常に仲が良いが、会えるのは盆・正月と合わせて年に三回しかない。頼りになる兄だが、就職活動についての助言は専ら電話である。
 家族全員が顔を合わせられるゴールデンウィークは、わが家の一大イベントだ。雄大な富士山を窓から眺めながら、お互いの近況を報告し合う。やらなければならない事は多いが、充実した貴重な時間を家族と大切に重ねたい。font>

復興大臣としての資質を疑う! by おきみ with 久保田リライト

2017-04-26 15:21:18 | エッセイ
 「東北だからまだ良かった。あれが首都圏に近かったら、もっと甚大な被害になった。」という今村復興大臣の発言には、開いた口が塞がらなかっただけでなく、強い憤りを感じた。
 すぐに発言を撤回した上で謝罪したそうだが、さっさと大臣を辞任すれば済まされるという問題ではなかろう。
 福島からの自主避難民に「自己責任」という無慈悲な言葉を投げつけた彼のことである、ついうっかり本音を吐露してしまったのだろうが、わが国の復興を担う国会議員としての資質も疑わしく、言語道断である。
 次の復興大臣は、「復興大臣」という名札を付けるにふさわしい人物であってほしいし、キチンとその職責を果たしてほしい。

復興大臣に腹が立つ!byおきみ

2017-04-26 01:02:31 | 自由投稿
 最近なにかと話題になる今村復興大臣であるが、今回の発言にはかなり腹が立った。25日に行われた東京都内のパーティーでの講演で、「まだ東北で、あっちの方だったから良かった。首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な被害があった」と述べたのである。発言直後に撤回、謝罪をしたそうだが、この言葉はこの人の本心だろう。日本の復興を代表して行う者がこんな発言をするなんて言語道断である。前回問題になった東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難者の帰還を「本人の責任」と述べたり、この人はどれだけ被災者を傷つけたら気が済むのだろうか。
 今回の失言で辞任の意向を示したという報道もあったので、次の復興大臣には、『復興大臣』という名の通りの発言、仕事をしてほしいと願うばかりである。

いじめの早期発見は担任が by かなえちゃん with 久保田のリライト

2017-04-25 04:42:47 | 一般向け連絡
 かなえちゃん原稿は約390字にできた。投稿そのものがかなりのレベルなので難しかったけど、贅肉はある所にはあるのだね。
 新聞記事をネタにする場合、それをどれくらい自分の文の中に取り込むかが問題だろう。取り入れ過ぎるといわゆるコピペになってしまい、肝腎な「だから何?」が書けなくなってしまう。最近の千葉県での女児殺害事件に関する投稿にも、その傾向があった。
 「体言止め」や「~をご存知だろうか」という表現は、論文調の中では通常使わない。逆に、「~はどうか? それは~である」的自問自答は、けっこう使い易いテクニックだ。
 原文がどのように書き換えられているかを本ブログで読み比べ、何かの役に立てていただけるとありがたい。

 「いじめられている、話を聞いて!」と学級担任に訴え出たにもかかわらず放置され、そのあげく不登校になったという事件が起きた。被害児が自ら周囲に訴えかけるというのは珍しく、かなりの勇気がいる。だからこそ、それに即応してやれなかったことに怒りを覚える。
 いじめの早期発見には、本人からの何らかのサインを察知する教員や家族の鋭い感覚と、それへの迅速な対応が必要だ。女児は、押されたり足をかけられたりしてケガを負うこともあったという。
 保護者から注意を懇願されても、担任は取り合わなかった。仕方なく保護者が相談機関に話を持ち込み、そこで初めていじめの存在が学校にも認識された。何とも情けない話だ。
 いじめは法律でも明確に禁止され、いじめを受けた子の生命や心身の保護が最も重要だとされている。いじめを完全になくすことは難しいだろうが、早期発見による被害の最少化は可能だと信じたい。

担任は味方か、敵か byかなえ

2017-04-24 11:07:09 | 自由投稿

 大津の小学校4年生だった女子児童が、担任に「いじめられているから、話を聞いてほしい」と訴えたにも関わらず、1カ月間放置され、その後不登校になったという事実が先日明らかとなった。
 いじめを早期発見するには、教員が変化に気づき声をかけるのはもちろん、友人・家族・地域住民による報連相(報告・連絡・相談)など、いくつか方法がある。中でも、今回のようにいじめを受けている本人から訴え出るというのは、かなり勇気がいる行為であり、珍しいケースではないだろうか。
 女児は、クラスメートから運動場で押されたり、教室で足をかけられたりして怪我を負うこともあった。保護者から加害児童への注意喚起を懇願されていたにも関わらず、担任教師はまったく取り入らなかったという。結果、保護者が市の相談機関に訴えてはじめて、学校側がいじめを把握した。
 当然、「いじめ」は学校教育法第11条、いじめ防止対策推進法第4条で禁止されている。又、「いじめを受けた児童等の生命及び心身を保護することが特に重要」との記述もある。いじめをすべて防止することは難しい。しかし、早期発見し被害を最小限に止(とど)める努力を怠ってはならない。