おじいクボマ~ル@青空保育園 since 2023

定年前に大学教授から保育園長に転身した「おじい」のブログです。誰にでも開放していますので、ご投稿も歓迎です!

ここ暫くの(授業開始前までの)久保田スケジュール

2016-03-30 06:10:09 | 一般向け連絡
3月30日(水) 茨城県牛久市へ(引っ越しサポート)
  31日(木) 自宅で原稿書き

4月 1日(金) ゼミ【アポあり】&新入生ガイダンス
   2日(土) 自宅で原稿書き
   3日(日) 茨城県牛久市へ(引っ越しサポート)
   4日(月) 出校(教授会など)
   5日(火) 自宅で原稿書き
   6日(水) 出校可能【アポがあれば】
   7日(木) 自宅で原稿書き
   8日(金) 出校可能【アポがあれば】
   9日(土) 自宅で原稿書き
  10日(日) 自宅で原稿書き



沖縄訪問 by セブン

2016-03-28 12:34:56 | 自由投稿
 沖縄訪問からもう1ヶ月も過ぎた。
 沖縄滞在中には、保育園3園を見学させていただき、また違った保育風景を見ることができた。

 3園ともに、人見知りがない、大人並みに食事を食べる、時間に追われている感じがない(土地柄だろうか…これは実際に見ないと分からないだろう)。知らない人がいると警戒しがちな子どもも多く、挨拶をするなんて当たり前のことを…と思う人もいるかもしれないが、それができない大人や子どもが多いからこそ感じたことである。

 2月22日、沖縄県名護市にある“やまびこ保育園”に訪れた。
 園までの道を歩いていると、道路を挟んで向かいには川があり、緑も多く自然豊かでとても静かでゆったりした雰囲気だった。
 園に入ると、2か3歳児が園庭から戻ってくるところだった。男の子が廊下で、突然ひなまつりの歌を歌いだすと、戻ってきた子どもたちがそれに続いて一緒に歌いだし、園庭から戻ってきた保育士もそれを見て一緒に歌い、もう一回全員で歌う。たった一瞬の出来事だったが、合唱をしだして、それに一緒になる保育士さんの姿に感心してしまった。次の活動に気が行ってしまう保育士さんもいるだろうし、できるようで子どもの姿を第一に見ていないとなかなかできないことだろう。そういった場面が多く見られた。

 また、5歳児クラスでは「程順則ものがたり」という実話を基にした朗読劇を見せてもらった。程順則とは、那覇に生まれて、中国に渡り、学問を深めて琉球に伝えた人物である。名護では、名護聖人(なごうぇーかた)とも呼ばれていた。名護市では、母子健康手帳配布の際に市から「程順則ものがたり」の絵本が配布されているそうだ。この物語の教えである「六諭衍義(りくゆえんぎ)」を見直し、子どもたちに語り継いでおり、これもまた地域の文化の一つだと感じた。人が人として守らなければならない六つの教えを、是非みんなにも一度調べて心にとめてほしい。

 この園では、地元の中高生や大人も多く来るようだが、子どもたちの素直な行動や言葉に自分を見直す機会ともなるようだ。園に居れば知らない人でもみんな同じ。とてもそれを実感した1園目だった。

足元ではなくもっと先を見て考えようよ by 久保田

2016-03-28 06:29:52 | エッセイ
 今、いくつかの模擬試験や検定の受験エントリー受け付け作業を進めている。その過程で最もガッカリするのは、「出ないから受けない」という短絡的考え方をする人が多いということだ。
 一番ヒドいのが、「一般教養(教養試験)」だ。教員にしろ公務員にしろ、先ずは一人の常識ある社会人であることが前提だ。だから、「受験科目にないから模試を受けない」というのは、何とも短絡的というか刹那的というか「その場しのぎ」的な発想だと思う。むしろ、「受験科目にはないけど自分の常識を試して/確認しておきたい」というのが筋であり、そういう気概のある人物を先方は求めているのではないだろうか?
 大阪市の教員採用試験が、教養試験試験重視へと舵を切るそうだ。その理由の一つが、教員の基礎・基本的教養の低下である。いくら明朗快活で弁舌爽やかで無難な小論文を書けたとしても、一般的常識や教育内容に関する知識を欠いていていては困る!というわけだろう。このところ面接や小論文を偏重してきた教員採用試験が、やっと少し正常化してきたと僕は思う。
 もともとの底力が足りない人間に、色々な意味で余裕がないのはわからないでもない。しかし、だからこそ「遮二無二勉強しよう!」と思うのが当然ではないだろうか。手を抜いたりごまかしたりを続けていては、とてもじゃないが教員だの保育職だのに就けるわけはない。否、就いちゃいかんのではないか。
 「受験科目なくても模試は受けておこうよ」というお勧めを続けているが、さて、何人の人が僕が言うことを受け容れてくれるのだろう。
 「一般教養」というのは基本的に、誰もがマスターしているはずの義務教育段階の内容がほとんどだ。中学校までに習った常識を持っていなくて、どうして教員だの公務員だのになれるのか、ちょっと考え直してみてほしい。それは、「何しろ『ゆとり世代』だからね~」とかいう言葉で言い逃れはできない社会の現実なのだ。世の中を甘く見ちゃいかんぜよ!

プリップリ彩子ちゃんの投稿をスッキリさせてみた by 久保田

2016-03-25 09:13:16 | エッセイ
 なかなか良い文章だと思うのですが、誤字やコトバの誤用があったので、とりあえずライザップしてみます。強いて言えば、論旨というか主張が途中で揺れていませんか? 結局、何が言いたかったんだろう…

 「保育園落ちた 日本死ね!」という匿名ブログをきっかけに、今、保育制度の改善を求める署名活動が広がっている。ブログというツールが、国を動かすほどの影響力を持ち始めたことに驚きを覚える。確かに、「日本死ね!」という物言いは不謹慎で品位を欠くとも思うが、先ずは今の保育制度の改善を訴える父母たちの悲痛な叫びであると認識しなければなるまい。
 ところが、安倍首相は、「匿名のブログなので実際にどうかを確かめようがない」と発言した。まさに、子育て事情を知らない人の発言である。インターネットの署名サイトには、五日間に2万7千件以上の共感や賛同の声が集まっている。この現実に無視はできまい。子育てをする父母たちに、政治はもっと目を向けなければならない。
 「待機児童」問題に加え、「マタニティーハラスメント」や「育児中の父母の職場環境の劣悪さ」も問題だ。育児休業を会社に求めたり妊娠しただけで、会社を辞めさせられたり「子どもを堕ろせ」と迫られたり、およそ人間として信じ難いことも起こっているようだ。
 ケガや病気による休みは不可抗力だが、妊娠・出産による休みは自己責任という考え方に問題の根があるのだろう。それがきっかけで会社を休めず、育児ストレスで児童虐待や育児放棄に発展する危険性もある。共働きをしても収入が少なく、働かざるを得ない場合もあろう。保育園に子どもを預けられないとなると、「日本死ね!」と言いたくなるのは当然だろう。
 しかし、保育所や保育士を増やし、子どもを幼い頃から保育所に預けることで待機児童をゼロにすることが、本当に(子どもにとって)良いことなのか。低年齢児からの保育は子どもと父母との関わりを減らし、子どもの発達にマイナスの影響を及ぼすのではないかと、今でも思う。加えて、預けて働くしかない日本の子育て事情が「預けるのが当然」という風潮を作り出したと思うと、実にもどかしい。
 子どもと父母が一緒にいる時間の減少は、間違いなく家庭教育力の低下を生む。言い換えれば、子どもだけでなく父母も保護者として育てなくなってしまうのではないかと考える。今後の保育制度の見直しには、子どもを預ける環境やの拡充だけでなく、子を持つ父母に対する手当ての充実や、親子が一緒にいられる時間を確保できるような勤務形態の工夫を期待したい。

待機児童問題今後どうなるか・・・・・byプリプリ彩子

2016-03-25 03:10:21 | 自由投稿
 「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した匿名のブログをきっかけに保育制度の充実を求める著名が広がっている。まさかブログというツールを通し、国を動かすほどの影響力が生まれるとは思いもしなかった。「日本死ね」だなんて不謹慎だ!ということが問題じゃない、まさに、今この日本における保育制度問題の改善を訴える悲痛な叫びだと捉えなければならないだろう。
 それなのに、安倍総理の「匿名なので、実際にどうなのか確かめようがない」と答弁したそうだ。いかに子育て事情を知らないかがこの発言から分かる。インターネットの署名サイトには5日間で2万7千件以上人が集まるほどだ。これほど共感する声が上がっているのに現実を無視できないはずだ。もっと家庭を持つ親たちに政治は目を向けなければならない。
 待機児童の問題に加え、「マタニティー・ハラスメント」や、子育てをする親の職場環境の劣悪さをよく耳にする。会社で育児休業を求めたり、妊娠するだけで「子どもを堕ろせ」と言い会社を辞めさせたり、人として考えられないことが普通に職場で起こっている。ケガや病気の問題による休みは不可抗力だが、妊娠の休みは自己責任という意識に問題がある。このようなことがきっかけとなり、会社を休めず、育児ストレスで児童虐待、育児放棄などの問題に発展する恐れがある。また、収入が少ないため働かざる負えない場合もある。そんな中、保育園に預けられないとなると「日本死ね」と言いたくなる気持ちもわかる。
 しかし、待機児童が多いからと言って保育所を増やし、子どもを幼いころから預けることがいいことなのだろうか。0歳児から預けるのは子どもと親の関わりが減り、子どもの発達に影響があるのでは?と感じていた。しかし、預けるしかない日本の子育て事情が「預けるのが当たり前」にしてしまったのだと思うともどかしい気持ちになる。子どもと親が一緒にいる時間が少ないと家庭の教育力低下に繋がってしまい、子どもも親も育たなくなってしまうのではないかと私は考える。今後、保育制度を見直し、子どもを預ける環境や家庭を持つ親の手当ての充実と、親子が一緒にいる時間を持てるように労働時間を減らすなどの改善を期待したい。待機児童問題今後どうなるか…



キャリアアップ講座/小学校組2016 受講希望を締め切りました from 久保田

2016-03-24 06:36:18 | 一般向け連絡
 4月11日(月)6時限めにガイダンスを行い、翌12日(火)6時限めからスタートする「キャリアアップ講座/小学校組2016」の受講希望を締め切りました。
 3月17日のガイダンスやブログや掲示板でも情報宣伝しましたが、意外に受講希望者が少ないことに驚いています。
 その分、密度の濃い講座になると期待していますが…
 とりわけ、新3年生からのエントリーが少なく、小学校教員志望が減っているのか?と危惧しています。

3月23日(水)の日記 by 久保田

2016-03-24 06:09:37 | 自由投稿
 先週金曜日のマッツ&ナタデマコに続いて、昨日はプリプリ彩子・おりほ・テキーラ三名の来室があり、それぞれと卒業研究絡みの話がジックリできた。
 春学期が始まってしまうと、やれ授業だ実習だとバタするのは目に見えているから、余裕をもって「授業がない」時期に卒研関係の打ち合わせを済ませておくというのが「くぼた組」の流儀だ。
 プリプリ彩子ちゃんとは論文の内容構成と今後のフィールドワーク方針を確かめ、おりほちゃんとは研究テーマ固めのためのブレインストーミングをし、テキーラ古橋くんとはインタビュー先の方向転換や進路についての議論ができて充実した午後だった。
 その後、朝日新聞社の水野さんが来室。テキーラと一緒に一時間ほど、語彙・読解力検定を主なネタに懇談。改めて、大学生たちのボキャブラリー不足を何とか補ってやる必要性を痛感したのであった。

と~っても大事なお知らせ(追伸) from 久保田

2016-03-23 07:59:51 | 一般向け連絡
5.語彙読解力検定2016-1
 お待ちどうさま!
 ボキャブラリーが哀しいくらい貧弱な現代大学生のための、朝日新聞社+ベネッセ共宰「ボキャブラ(語彙・読解力)検定」を6月に実施します。将来の採用試験対策のためなどに、積極的な受験をお勧めします。エントリー締め切りは4月末日を考えていますが、受験希望者多数の場合は「早い者勝ち」とします。ごめんね…

と~っても大事なお知らせ(追伸) from 久保田

2016-03-23 07:59:51 | 一般向け連絡
5.語彙読解力検定2016-1
 お待ちどうさま!
 ボキャブラリーが哀しいくらい貧弱な現代大学生のための、朝日新聞社+ベネッセ共宰「ボキャブラ(語彙・読解力)検定」を6月に実施します。将来の採用試験対策のためなどに、積極的な受験をお勧めします。エントリー締め切りは4月末日を考えていますが、受験希望者多数の場合は「早い者勝ち」とします。ごめんね…

と~っても重要な連絡をいくつかします from 久保田

2016-03-23 07:15:07 | 一般向け連絡
1.保幼系公務員採用模擬試験
 現在までに受験エントリーした人たちに対し、確認メイルを出しました。受験科目の確認を合わせて行うため、必ず返信してください。
 受験希望者は、まだ間に合いますので大至急!、受験科目を明記して久保田までご連絡ください。
 また、何かのトラブル(例:久保田のチェックミス)で「受験するつもりでメイルしたのに確認メイルが来ないじゃん!」という方も、必ずご連絡ください。

2.キャリアアップ講座2016小学校組
 現在までに受講エントリーした人たちに対し、確認メイルを出しました。間違いがあるといかんので、必ず返信してください。
 受講希望者は大至急!(3/23 正午まで)、久保田までご連絡ください。
 また、何かのトラブル(例:久保田のチェックミス)で「受講するつもりでメイルしたのに、確認メイルをくれないじゃん!」という方はとくに、必ずご連絡ください。
 受講希望者は、4/11(月)6時限めのガイダンスに必ずご参加ください。講座内容や日程の説明と、教員採用試験に向けての「はじめの一歩」噺をします。

3.教員採用模擬試験
 5月に実施予定(日程検討中)の教員採用模擬試験について、現在までに受験エントリーした人たちに対して確認メイルを出しました。間違いがあるといかんので、必ず返信してください。受験希望者は大至急!、久保田までご連絡ください。受験科目の確認もしています。
 また、何かのトラブル(例:久保田のチェックミス)で「受験するつもりでメイルしたのに、確認メイルをくれないじゃん!」という方はとくに、必ずご連絡ください。

4.やるやる漢検隊2016梅雨時班
 6月実施予定の自主ゼミ/やるやる漢検隊について、挑戦者を募集中です。自分の将来のため(例:就職活動)、先ずは準2級、最終目標は2級に設定して頑張りましょう!

園訪問③ byナッシー

2016-03-22 16:34:47 | 自由投稿
 2月24日、さつき保育園を訪れた。分園ともに普天間基地を身近に感じられる大規模な保育園であった。
 基地の近くということで、子どもたちの遊びの様子や保育者の援助など疑問に思っていたが、特に遊びに制限とかはないとのことだった。毎日、オスプレイや戦闘機の音を聞いていれば、それが普通になるのだと気付かされた。
 わたしの地元も自衛隊が多く、昼夜問わず演習が行われ風向きや天候によっては、爆音が一日中鳴り響いている。しかし、日常生活の中でそのことを気にしたことはほとんどない。そういった感覚なのだろうと感じた。
 お話を伺っていく中で、避難訓練の話に盲点を突かれた。避難訓練と聞くと地震と火災を想定してというイメージがある。実際、小中学生の頃にはその訓練しかしていないように思う。
 しかし、さつき保育園では飛行機の墜落を想定して訓練を行なっているとのことだ。そのお話を伺い、自分の視野が広がったように思う。地域ごとに特色があり、それに合わせた保育や想定があることをどこか忘れていた。というよりも考えたことがなかった。今回の見学によって、自分の考え方や捉え方が広がった。
 沖縄の手遊びは地域の特性が出ていて面白かった。例えば、大学の演習でもよくやる手遊び「はじまるよ」である。わたしが知っているのは「1」が忍者、「2」がかにさん、「3」が猫のひげ、「4」がタコの足であるのに対し、さつき保育園では、「1」がサトウキビ、「2」がちんすこう、「3」が三線、「4」がヤンバルクイナと沖縄を大いに感じられる手遊びをしていた。いろいろな地域の手遊びも見てみたいと思う。また、地域にあった手遊びを考えていきたいと思った。

園訪問② byナッシー

2016-03-22 16:32:49 | 自由投稿
 2月23日、おおな愛児保育園を訪れた。おおな愛児保育園は、園庭や園舎にたくさんの緑があり、とても穏やかな雰囲気が特徴的でした。園庭には、小川があり昆虫や小動物といった生き物がいたそうだが、わたしたちの訪問前に起こった沖縄初雪‼︎によって絶命してしまったらしい。その様子は実際に見ることができなかったが、園舎玄関にうさぎなど小動物がたくさんいて、自然や生物とのふれあいを大切にしているのだと感じた。
 保育は縦割り保育を行なっていて、2月の中旬から次年度に向けた保育に移行したばかりであった。さらに5歳児は、小学校入学に備え3〜4歳児とは違う集団に所属していた。実習やボランティアでは、4〜5歳児と3歳児といった区切り方が多かったため、5歳児だけ別保育というのがとても新鮮だった。
 沖縄の5歳児は、小学校を見据えて幼稚園に通うという話をよく耳にする。現場の保育者に尋ねると、「徐々に意識は変わり始めているが、地元の祖父母は幼稚園でなければ、子どものために良くないと思っている人がまだまだいる」とのことだった。5歳児での転出が多いのもそのためだろう。
 しかし、このような幼稚園が、保育園がという考え方は沖縄だけに限ったことではない。人の出入りが少ない閉鎖的な地方では、このような考えを持つ祖父母世代は少なくない。祖父母の意見を聞き、不安になる父母をいるだろう。保育者として、誤った幼稚園・保育園の捉え方を改めていけたらと思う。また、これも子育て支援の一環であり、保育者の職務なのだと考えた。
 おおな愛児保育園で印象的だったのは、保育方針にもあるように子ども一人ひとりと人として接してることだ。当たり前のようだが、難しいことだと思う。子どもだからわからないだろうとごまかすのではなく、しっかりと言葉を交わして向き合っている姿に改めて子どもと関わるということを学んだ。
 集団で見る前にひとりの人として捉えているから、子どもがしっかりしているのではないかと考えた。上手く言葉では言い表せないが、立ち振る舞いや雰囲気にたくましく、「自立している」と感じた。
 長閑な雰囲気の中、緑や生き物に囲まれ一人ひとりをしっかり見てくれているという安心感が、子どもの情緒を安定させ、健やかな成長に繋がるのだと実感した。決して見ている"つもり"にならないよう、今回の経験を胸に子どもとの関係を築いていきたい。

園訪問① byナッシー

2016-03-22 16:30:33 | 自由投稿
 だいぶ間が空いてしまったが、沖縄の園見学で感じたことを投稿していく。
 2月22日、やまびこ久辺保育園には辺野古基地への賛否を示したたくさんのプラカードの間を抜け、辿り着いた。山と海を身近に感じられる園だった。
園に訪れて最初に思ったことは、裸足で駆け回る子どもが多いということだ。実習やボランティアで訪れた地元の保育園では、「今日は裸足になってもいいよ」というように、保育者が裸足になることを促してから子どもが靴を脱ぐかどうかを選択する様子が度々見られた。
 しかし、やまびこ久辺保育園では、ほとんどの子どもが室内外関係なく裸足で遊んでいた。思わず「裸足保育をしているのですか?」と園長先生に尋ねてしまった。園長先生が仰るには、特にそういうことではないらしい。砂の上だろうと砂利の上だろうと裸足で元気に遊ぶ沖縄の子どもたちに力強さとたくましさを感じた。
 また、子どもの好奇心に沿った環境構成に驚いた。砂場の側面に吊るされたタイヤやロープ、子どもが登ってもビクともしない樹木を見て、危険なのではと思ったが、子ども同士で注意を呼びかけたり、「危ないから順番に登ろう」と自分で考え遊んでいる姿が印象的だった。
 おとなが何でもかんでもこれは危ないと制限してしまっては、子どもは自ら考えて遊ぶことを放棄してしまうと考えた。自分の経験を通して、何が危険で何が楽しく遊べる方法なのか子どもが一番よくわかっているのだと痛感した。これが性善説なのだと感じた。
 やまびこ久辺保育園では、とても貴重な体験をさせていただいた。父兄が作成したというシーサーである。シーサーを身につけエイサーをBGMに跳び回った…と言いたいところだが、自由に歩くことすらできなかった。この重量感ががエイサーに迫力を出しているのだと身に染みて理解した。
 わたしがシーサーに悪戦苦闘している中、子ども用のシーサーを身につけた子どもたちが、転んでいた。あっと思ったがよく見ると、「せーの」と掛け声とともに転がる練習をしているようだった。エイサーの演奏といい、シーサーの演技といい幼い頃から慣れ親しんでいるため、年齢関係なく息の合った演技であった。
受け継がれていく伝統文化。真剣な眼差しでビシッときめる子どもたちの姿に胸が躍った。わたしも地域に根付いた文化や伝統を子どもたちに伝えていきたいと思った。

 またエイサーやシーサーを子どもと楽しめたらいいなと感じた1日であった。


周りに感謝 SBナガトモ

2016-03-19 00:36:37 | 自由投稿
 大学2年の後半にゼミが決まった直後にはテーマと大まかな構成が決まっていた私は、それをいいことにダラダラと卒論に取り掛かっていた。
また、卒論に対しても「単位のために書く」という意識の低さだった。
だが、大学4年生の12月頃になり、周りが必死に取り組んでいる姿を見て「このままでは終わらない」と気付き、ようやく焦って推敲を始めた。
しかし、次々と誤字脱字やデーターのミス等が見つかり、最後の最後まで久保田先生に迷惑をかけてしまった。
 また、私はインタビュー調査を行うにあたり、多くの方にご協力いただいた。うすっぺらかった私の卒論に「多胎児を育てること」がどのように大変か、という具体性を示すことができたのは、インタビューを受けていただいた方々のおかげである。
 そして、ゼミの皆には、構成や推敲時にアドバイスをもらうだけではなく、なかなかモチベーションが上がらない時などに励ましてもらった。
  当初は「独りで頑張れる」「どうにかなる」と思っていたが、結果、多くの人を巻き込んでようやく卒論が完成した。
多くの人の力があって完成した卒論だからこそ、手を抜いてはいけなかったんだと思うと、自分の意識の低さを今更ながら悔やむ。
 「周りに感謝しながら、どんなことでも一生懸命コツコツと取り組む事」今後はそれを肝に銘じて進んでいきたい。

お得な(かな?)情報をいくつか from 久保田

2016-03-18 08:11:09 | 一般向け連絡
 以下、お得でためになりそうな情報をいくつか…

Ⅰ.子育て支援イベントのサポートスタッフ
 以前にも一度ご案内しましたが、5月7日と8日に静岡県袋井市にある「エコパアリーナ(ジュビロ磐田の本拠地)」で、SBS(静岡放送・静岡新聞)が主催する子育て支援イベントがあります。そのどちらか、もしくは両日、子どもたちを対象とする(子どもと一緒になって遊ぶ)色々なブースのボランティアスタッフを募集しています。
 「子育て支援実践研究(3年生科目)」はもち論ですが、「子ども教育基礎演習(2年生科目」「子ども教育ゼミナール(3年生科目)」等の授業内容としても見なせますので、積極的に参加ください。一日の参加で、授業出席5コマ分に換算できると思います(自宅から会場までの往復時間もあるので)。
 参加エントリーは早い者勝ちです。現時点では、まだ一人しか応募がありません。

2.やるやる漢検隊6月班
 自主ゼミ「やるやる漢検隊」を6月初旬に実施します。将来の就職活動を考えると、最低でも「準2級」、目標として「2級」合格を狙いましょう。

3.語彙・読解力検定(2016年度第1回)
 日常的な言語生活の充実具合がわかる、面白く何かと役に立つボキャブラリー検定です(主宰:朝日新聞社&ベネッセ)。何しろ言葉を知らない現代の大学生たちには是非、チャレンジしてもらいたい検定です。6月中旬に実施します。

4.保幼系公務員採用模擬試験(既に告知済み)
 4月24日(日)に実施。一般教養・専門教養・論作文の三科目。学年不問・参加費無料、公務員志望者は積極受験を!

5.教員採用模擬試験(既に告知済み)
 5月中旬に実施。一般教養・教職教養・小学校全科(または幼稚園全科)・論作文の四科目から自由選択。学年不問・参加費無料。小学校教員志望者は、「井の中の蛙」にならないためにも積極受験を!

上、エントリーや質問などは久保田までメイルでどうぞ!
c-kubota@star.sagami-wu.ac.jp