
掲載画像: リカバリ後のMURAMASAと専用DVDドライブ
究極のパソコン遠隔操作の記事で紹介したパソコンはかなり前に中古で買ったSHARP Mebius MURAMASA (PC-MM1-H1W)だ。しかし、この記事を書いてからしばらくして起動しなくなっていたのだ。。。
が~ん!
これは通称「死のエラー」とか「最凶のエラー」と呼ばれているもので、ネットで検索してみてもOSの再インストールしか手立てがない。
「安物買いの銭失い」とはこういうことを言うのだろう。秋葉原の中古ショップでたった2万円で手に入れたのだ。メモリー256MB、ハードディスク15GB、液晶サイズ10.4インチ。通常、このクラスだと4万~6万円が中古ショップの相場である。
店員に「こんなに安くていいんですか?何か不具合があるのでは?」と聞いたのだが「OSのCDがついていませんから。購入いただく場合はノークレームでお願いします。」という答。なんだか怪しい。。。それにしても安すぎだ。
OSはSHARP製ではないOEM版のWindows XP Professionalがインストールされていた。CDドライブも付属していないので万が一クラッシュしたらリカバリできないんだな。だから安いわけか。。。と危険を承知して買ったのを思い出した。
付属していた標準バッテリーは少しだけ劣化していたので大容量のバッテリー(CE-BL25)を購入した直後のアクシデント。。。
どうしようなぁ。。。。
しばらく悶々とした挙句、リナックスを入れることを思いついた!
外付けDVDドライブ(ブート可能のタイプ)をつなげて、Fedora 7のDVDから起動。。。
だめだった。パソコンがDVDドライブを認識しない。
う~ん、困った。。。。
いろいろ検索してみると、このパソコンを外付けドライブから起動するためにはSHARP純正のドライブが必要なことがわかった。DVDが読めるドライブとしては「CE-DW02」というのを手に入れなくてはならない。
というわけでヤフオクに頼ることにした。
2度ほど競り落とすのに失敗した後、3度目には「絶対欲しい!」という念が通じたのか運良く落札。北海道にお住まいの方から購入することができた。
やった~!
しかし、実際に起動できるかどうかは試してみるまでわからない。もしかしたら、物理的にハードディスクが損傷しているかもしれないからだ。もし、そうなら落札したDVDドライブも用無しになってしまう。。。。これは賭けだった。
2日後にDVDドライブが届き、とりあえずいつも使っているリナックスOS(Fedora 7)をインストールしてみた。
どうにかインストーラが立ち上がったのだが重い。。。このパソコンのスペックではFedora 7は無理のようだ。でも、とりあえずDVDドライブから起動できるのがわかっただけでも僕は満足だった。
次にVine Linux 4.1をインストールしてみた。こちらはうまくいった。インストール終了後、起動してみると遅いながらもなんとか使えそうだった。
最終的に僕がインストールしたのは Windows XP Home Edition SP2 だ。このパソコンを使ういちばんの用途が「自宅のパソコンの遠隔操作」だからだ。なので端末として使えれば十分で、高い性能は必要ない。あとはメールを読んだり、ホームページが見れれば僕としては十分である。遠隔操作を行うためにはVNCというソフトを使っているがLinuxでは日本語対応していないで、残念ながら有料のWindows XPを余儀無くされる。
同じクラスにはPanasonicのLet's Note Rという売れ筋パソコンがある。魅力的だがWindows Vistaで重たいし、厚みもそこそこある。MURAMASAのほうがずっと薄くデザインがいい。(僕と同じような中古のMURAMASAが欲しい人はこちらをクリック。ただし、5年くらい前のスペックのパソコンなのでご注意。)
もともと入っていたXP Professionalよりだいぶ動作が軽くなったので、結果的にめでたしめでたしである。起動可能なDVDドライブもあるので、同じような事故がおきても安心していられるのがいい。
こうして僕は「死のエラー」から立ち直ることができたのだ。
古い投稿にコメントしてしまって、ごめんなさい。
ちょっと最近腹が立ったことがあるものですから。
実は、一昨日トレンドマイクロから送られてきたメールに、ウィルスバスター2008のことが、軽くなった、というのをうたい文句に紹介してあったのです。
どれくらい軽くなったのだろう。と、ページを読んでいったら、
ウィルスバスター2007では、130MB使用していたメモリを60MBにしました。
とあったのです。なにー! 今まで、130MBもメモリ食っていたのか。それじゃあ、普通のパソコンが遅くなるの当たり前じゃないか。
私のパソコンは、30万円もするシャープの最高のパソコンだったから(PC-GP2-D5U)、512MBのメモリが載っていたので良かったが、父や母が、パソコンが遅くなったと、嘆いていたわけが分かった。
というわけで、トレンドマイクロのウィルスバスターは、今まで130MBもメモリを使用していた、というのに腹が立ったので、ぶつけどころのない怒りをここに吐き出させてもらいました。
とねさんは、どんなセキュリティソフトを使っています?
ウィルスバスターって2007にしろ2008にしろメモリー食いますねぇ。Windows XPのマシンはたいてい256MBメモリーが標準でしたから、たまったものではありません。最近のソフトは重たくなってきているから、512MBは搭載したいところですよね。Vistaだと1GBが標準で、僕は2GB搭載を薦めています。(最近パソコンを買う友達がいたので。パソコンの初心者だと価格を抑えるため、結局メモリーサイズが小さいのを買ってしまうことが多いから。)
セキュリティソフトについては、僕はフリーソフト派です。(有料のは買ったことがありません。)AVG Free Edition、Ad-Aware 2007, Spybotなんかを使っています。さすがに「とねサーバー」のPCはファイアウォールソフトも入れていますが、これもZoneLabsというフリーソフトです。
この10年でウィルスに感染したことは2度しかないので、そのためにお金を払うのはもったいないかなと思ったので。システム障害はむしろウィルスではない原因で動作が不安定になることのほうが多かったです。
僕は1ヶ月に1度はパソコンの全バックアップをとっているので、万が一ウィルスやその他の原因でパソコンの動作がおかしくなったときは、そのバックアップから全復旧させて使っています。OSの再インストールも結構頻繁にやっています。ハードディスクやパーツの交換とかも楽しいので、再インストールはそれほど苦になりません。もともとWindowsなんて信用していないしクリーンインストールするのは当たり前という感覚なんですね。その前提としてまめにバックアップをとっているわけですけど。バックアップさえきちんとしていればウィルスだけじゃなく、ハードディスクが物理的に壊れてしまったときでも、新しいハードディスクを買ってきて30分くらいで完全復旧できます。
ちなみにバックアップソフトは「Backup革命」を使っています。