山荘雑記  

 定年退職後 信州白馬の里山に小さな丸太小屋を建て、
その生活の様子や山や旅の思い出など、気ままに書き綴っています。

スポーツと視力

2006年11月18日 | スポーツ一般

 高校時代までは両眼とも視力1.5で、クラブ(軟庭)の練習にも何の支障もなかった。その後、近視でメガネを掛けるようになったが、日常生活で困ることはなかった。ところが、10年ほど前から視野が欠けることに気付き、眼科医に行くと完璧な緑内障、しかも末期症状で放つておくと失明のおそれがあると言われ、以来眼圧を下げる治療を長い間受けた。しかし、一向によくならず退職と同時に専門病院で両眼の手術を受けた。白内障と違って緑内障は手術をしてもよくはならず、運動するときは相変わらずかなり障害となっている。山登りのような比較的ゆっくりした動きにはさほど困難は感じないが、薄暗くなった石ころだらけの下り道などになると、足元が見えず苦労し、人より時間がかかってしまう。致命的なのは動きの速いスポーツで、テニスができなくなってしまった。相手から打たれたボールが目の前に来ると視野から消えてしまい当てずっぽうで対応するしかない。幸い片方の眼はさほどひどくないので、最近再び練習を始めたが、遠近感が掴めず平凡なボールでも空振りが多く情けなくなる。しかし諦めず夢を信じて当分続けようと思っている。