明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

メディアリテラシー

2010-07-02 | 事業仕分け
ニコニコ動画、ユーストリームに代表される新しいメディアは、
事業仕分けでも大いに活躍していました。
 多くの方に関心を持たれ、使われるのはとてもよいことですが、
利用者側のメディアリテラシーが発展途上(?)のため、
問題点も指摘されています。
映像を受信した瞬間に、だれもが発信者=にわかジャーナリスト
になれるのです。
恣意的に、時にはほんの少しの悪意を持って、
発信することも十分可能となってしまいました。
しかし、だからといって後ろ向きにネットの倫理規制を求めても、
大きな流れは止められないでしょう。
 双方向のメディア(宮台真司さんは n×nメディアと言ってました)
が誕生してしまった以上、
いかに誤らず上手に使うか、が大切なのだと思います。
発信者の自己責任、受信者の情報選択能力など、
それぞれの場面に必要な能力を
習得・向上させるしかないのでしょう。
 救いは、「誰でも見ることができる」ので、チェック機能が
働くことでしょうか。
おかしな発信がされたと同時に、それに乗ってしまう人がいる一方、
反論する人も出てきます。
これは、従来の一方方向の情報伝達手段ではできなかったこと。
広く英知を集め、互いにチェックし合うことで、
この仕組みが成熟していくのでしょう。

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