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明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

安城市事業仕分け 事業の選定

2011-07-03 | 事業仕分け

7月1日(金)は、安城市の事業仕分け委員会。
事業仕分け対象事業を選ぶ委員会が公開で実施されるので、見学に行ってきました。

今年度が事業仕分け2回目となる長野県小諸市でも、委員会方式を採用し、事業選定から市民参加&公開にして、決定過程を見える化していくとのことです。
その下調べも兼ねて行ってきました。

まず住民投票で行った上位10事業について、委員の意見をおききしながら採用していきました。
この上位は、やはり、「関心がある」、「ちょっと気になる」、というようなものばかり。
市民の保養所、コミバス、テーマパーク、博物館・・・ なるほどね~ と感心しました。

次に、住民の投票数は少なくても、委員が投票したものについて意見を伺いました。
中心市街地活性化計画、地域福祉計画や営農集団補助金、など市のビジョンを問うものも、対象にしたいとのお考えでしょう。

納得することも多かったのですが、課題も浮き彫りになってきました。

まず、
・事業名だけの情報しかなく、内容がわからないまま投票してしまうこと。
・住民に関心が高いような、「福祉」「教育」に票が集まりやすく、ハードや内部管理事務は少なくなってしまうこと。
・表面的には良い政策と思われがちな事業でも、関係者には問題が見えているが、外部からは分かりにくく、対象から外されてしまいかねない。

また、委員から
・ある特定の市民だけがサービスを享受する事業が選ばれると、対象者が肩身の狭い思いをするのではないか
・投票した市民の思いはどのようなものか、との質問もありました。
どちらのお気持ちもわかりますが、相手の気持ちをおもんぱかることと、政策的に有効か否か客観的に判断することとは関連付けない方がよいでしょう。

・・・いろいろな問題を感じました。

さらに、
委員長が適格な事業についてサジェストしてもよいのでしょう。しかし、安城市では選定委員長がそのまま事業仕分けの席に着くことになります。そうなると、恣意的に選定したとの反発も考えられます。

選定委員長は仕分けに参加しない、もしくは、事業選択権を持たせないなどの改善も必要なのかもしれません。
いずれにしても、勉強になった選定委員会でした。

その後、浜松へ移動し、田中S氏の奥様Sさんと初の対面を果たしました。
しかし・・・Sさんの最初のお言葉が強烈で。
いや~、もう (*_*;

もしかして、自衛隊の肉食系男子環境でもまれたため?

 

 

 

 

 

 

 

 


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