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明日がはじまるとき

事業仕分け 議論の向こうに明日がある

潤沢?府中市の事業仕分けに来てね

2011-07-28 | 事業仕分け

今週末は府中市事業仕分けです。
5週連続の事業仕分けの4週目です。先週、3週目の折り返し地点だった松阪市は、あまりの疲れにブログも更新できず現在に至る、といったところです。本当は面白い話題もたくさんあったのですが・・・(もうすぐ紹介したいと思っています)

なにしろ、1市が終われば次の仕分け、合間にはコア担当として事業選定や評価シートなどにも関わり、更に、事前研修の実施、PHPの講義(先日のブログで営業しました^_^;)・・・
もちろん本業の公務があるので、作業は終業後に始めるのですから。田中さん、森山さん、ちょっと働かせすぎではないでしょうか()

ところで、府中市はいままでの事業仕分けとは、だいぶ議論する内容が違うものになると思います。

背景には、なんといっても、その堂々たる財政力!予算規模は8835000万円。
財政力指数は1.34、経常収支比率は86.1%、地方債の歳入に占める割合も3.3%で1人当たりの市債借入残高は多摩26市で下から3番目、全国から見れば超健全財政の自治体です。
人口約24.5万人、65歳以上高齢者は全体の16.1%と少なく(H17国調)、面積は29.34㎢とコンパクトなので、行政運営も効率的に行えます。

そのため、よその自治体垂涎の潤沢事業の数々。
きっと、従来の自治体を傍聴された方からは、『ここまでサービスするのか』と、驚きと羨望と?のまなざしが注がれることでしょう。

とはいっても、府中市も東京・神奈川などの他自治体と同様に、行財政改革への取組みも熱心に行っているようです。事務事業の合理化や職員の削減等により平成9年度から14年度の5年間で約30億円の削減を行っています。まぁ、これは言い換えれば30億円も余地があったということでもありますね。

全国からみれば潤沢な府中市も不景気の影響は深刻で、時系列でみると、これまで大きな収益源であった大田区の平和島競艇収益による一般会計への繰入が、ピーク時45億円から22年度0円になるなど、厳しい運営が求められています。
そのため、今後3年間に渡り恒常的に仕分けを実施できるよう、昨年12月に改定した「府中市行財政改革推進プラン」でも決定、HPにも明記されています。

府中市は、今年度唯一の都下での実施ですし、財政課の皆さんも大変熱心に取り組んでいらっしゃいます。住民の方も意識が高い方ばかり、と期待は高まります。
お近くの方、ぜひいらしてくださいね。


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