BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

形容詞の活用

2020-06-28 | #日本語教育

日本語文法の説14 形容詞1の活用
2019-06-22 | 日本語文法

形容詞が活用変化する。形容詞に完了過去の用法が表現として現れるのは、ある あり という存在の語が続く、ク語法である。語尾の い にかわって、語幹につく、あかい あかく うれしい うれしく などのように、語尾に く を付けて その状態になる、こと ところ もの という、副詞的な用法を持つ。なる ある などの語法が、形容詞に顕著にみられる例である。そこに現れた語法には、く+あり→ かり のように、動詞の語性を得て、活用変化する。これを補助活用とする捉え方がある。形容詞の活用はこの補助活用を形容詞の活用と認める学校文法で、活用変化表を動詞変化表のようにすることができる。本来に、あかい あかく うれしい うれしく としたような変化がまずは認められるべきである。

日本語文法の説15 形容詞2の活用
2019-06-23 | 日本語文法

形容詞2が活用変化する。形容詞に完了過去の用法が表現として現れるのは、である という存在の語が続く。ダの語法である。語尾の な にかわって、語幹につく、多くは漢語、外来語にカタカナ語の状態、様子などを形容する。健康な ヘルシーな などのように、語尾に 接辞を付けて その状態になる、という、副詞的な用法を持つ。なる ある などの語法が、形容詞2に顕著にみられる例である。そこに現れた語法には、だ+あり→ である のように、動詞の語性を得て、活用変化する。これを補助活用とする捉え方ができる。形容詞2の活用はこの語尾の活用を形容詞の活用と認める学校文法で、活用変化表を動詞変化表のようにすることができる。本来に、健康な ヘルシーな 健康に ヘルシーに とするような変化がまずは認められるべきである。

2019-06-24 | 日本語文法

形容詞が名詞を修飾する。修飾語の説明は文節についていうようである。修飾語のままか、修飾文節とならない。大辞泉の解説は、修飾を概念内容と陳述態度に置いている。これは修飾の用法をふたつながら挙げている。すなわち連体修飾と連用修飾である。形容詞の用法は連体修飾となるし、連用修飾もあるとなると、名詞を形容詞が修飾するというのと、動詞を修飾する形容詞があることになって、形容する、修飾する、この文法用語は区別される。形容詞の副詞用法としてのもの、活用形によって現れる。日本語形容詞の用法は、限定修飾、述語用法、そして副詞となる用法と並べてくると、このままに形容詞と呼ぶべきか、あるいはほかにも用法を見ることになるので、文の要素を見る成分と品詞分けの区別のことがらとなる。



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