しんば賀津也 デイリーコラム

静岡選出の参議院議員が日々の活動を綴ります。

あけましておめでとうございます。

2013年01月01日 | 日記
 平成二十五(二〇一三)年の新春にあたり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。また日頃から皆さまには温かいご支援とご指導を賜り、心より感謝を申し上げます。

 昨年は年末に衆議院解散総選挙が実施されました。結果は大変厳しいものとなりましたが、私たちを信じて支援し続けてくださった皆さまの想いを、真の財産として心から感謝すると同時に、示された民意を真摯に受け止めなくてはなりません。
3年3ヶ月の民主党政権の何が問題だったのか、何が足りなかったのか、なぜ改革の成果が正しく伝わらなかったのか、まずは私自身が謙虚に反省をして、次のより良い政策実現と体制の建て直しを誓わなくてはなりません。なぜならば、私たちこそが「税金を集めて使う側」でなく「働いて税金を払う側」の立場で、この国の政治システムを変えようとし、挑戦し続けたという自負があるからです。

 今年は、この国の政治が新たなステージを迎える年だと思います。マスコミに煽られて、不毛な政局ゲームに明け暮れている時間と余裕はこの国にはありません。かつての“チルドレン”が新しい“チルドレン”と入れ替わっても日本の政治は進歩しません。野党と与党を経験し、防衛省と外務省で副大臣を務めさせていただいて、今真剣に感じるのは「日本の政治に必要なのは“覚悟ある与党”と“責任ある野党”である」ということです。その意味では野田内閣は間違いなく“覚悟ある与党”でありました。

 野田総理が自民党の安倍総裁と解散前の党首討論で約束したことがあります。「国会議員の定数削減」です。安倍総裁はこれを了としたからこそ、野田総理は解散に踏み切ったのです。すべての国会議員も、有権者も、マスコミもこれを忘れてはいけませんし、新しい政府は約束を果たさなければなりません。
確かに国会議員の定数を大幅に削減したり、議員歳費をカットしても財政に与える影響は微々たるものかもしれません。しかし、議員定数と歳費の削減は国権の最高機関で仕事をさせていただく我々国会議員の「覚悟」と「姿勢」の問題なのです。

 今年の夏には、いよいよ第23回参議院議員選挙が実施されます。私自身の三期目の挑戦になります。涙を呑んで国会に戻れなかった同志や、支援してくださったすべての方々のためにも、私自身は絶対に勝ち抜かなくてはならない戦いだと覚悟しています。
「常に初陣!」
 初心を忘れず、新たな年の一日一日を大切に全力を尽くし、しっかりと職責を果たして参ることを決意して、新年のご挨拶とさせていただきます。

 本年もよろしくお願いいたします。


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