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僕らが手にしている富は見えないよ
彼らは奪えないし壊すこともない
世界はただ妬むばっかり
もしも彼らが君の何かを盗んだとして
それはくだらないものだよ
返して貰うまでもない筈
何故なら価値は生命に従って付いている
彼らが手にしている富は買えるんだ
僕らは数えないし失くすこともない
世界はまだ不幸だってさ
もしも君が彼らの言葉に嘆いたとして
それはつまらないことだよ
なみだ流すまでもない筈
何故ならいつも言葉は嘘を孕んでいる
君の影が揺れている
今日限り逢える日時計
何時もの夏がすぐそこにある証
君の喜ぶものはありあまるほどにある
すべて君のもの
笑顔を見せて
もしも彼らが君の何かを盗んだとして
それはくだらないものだよ
返してもらうまでもない筈
何故なら価値は生命に従って付いている
ほらね君には富が溢れている
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「彼ら」も「僕ら」のように本当の富に気が付けたらいいのに。。
「君」はきっと、気が付くとおもう。
「君」が気付く日を夢みて。
それに対して「僕ら」のできることは無いに等しいけれど
せめて自分が幸せと感じられる事に感謝し
自分の側にいる人「君」から笑顔にしたい。愛したい。
強く、やさしくなりたい。。