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創る村から ~耕の会~

創る村から ~耕の会~ 己を耕し、世を耕す
21世紀平成の志士となるべく、日々修行と葛藤のスタッフブログ

ラスパンティ大学の研修生と過ごした7日間【2日目】

2016年10月18日 | アーカイブ
2日目は、飴屋先生がリポーターとして出演したNHKのビデオを鑑賞してもらった後、
実際に松島の名所を廻って案内しました。
案内役はもちろん飴屋先生です。

最初に訪れたのは「雄島」。
摩崖仏が彫られた岩に、双子島を望む絶景、高僧が修行したとされる庵。
飴屋先生の解説に耳を傾けながら、どれもとても興味深く眺めていました。
最終日に、「もう一度行きたい場所はありますか?」と尋ねると、
返ってきた答えが「雄島」でした。

朱色の橋でたたずむエドガーさん。






記念撮影の後、起き上がれない飴屋先生に手を差し伸べるワルテルさん。



次に訪れたのは五大堂。
なぜか、松島に関係ない笑い転げる猫のぬいぐるみがツボにはまってしまったようでした。

大笑いのワルテルさん。


最後に瑞巌寺を見学したのですが、残念ながら境内は撮影禁止でした。
狩野探幽の襖絵など当時の粋を尽くした本堂、
「通るな」と書かれた看板と、その横に「これを如何にして通るかが禅問答である」と解説された看板が置かれた庫裡、
松島を描いた書や絵画、伊達家に伝わる家具や嫁入り道具、能のお面などが展示された宝物館をじっくりと見て回りました。

そして締めは、歩き回った疲れを癒そうと温泉へ。
向こうに入浴の習慣はあまりなく、まして温泉などほとんどないそうですが、
皆さん至福の表情で浸かっていました。

入浴後のオフショット。

ラスパンティ大学の研修生と過ごした7日間【1日目】

2016年10月17日 | アーカイブ
前回のブログでお知らせをした、ラスパンティ大学からの研修生。
6日に到着し、間に本吉の障害者施設での研修も挟んで、計7日間創る村に滞在しました。
(学生と書いておりましたが翻訳ミスだったようで、実は大学の職員でした)

そして今日、3人の職員の皆さんは無事東京へと旅立ち、研修の全日程を終えたのでした。
そんなこんなで、ぎこちないながらも交友と学問を深め、最後は家族のようなお付き合いが出来た7日間を振り返りたいと思います。

1日目(10/6)
朝早くに高速バスで到着。
降り立ったのは、ディエゴさん、ワルテルさん、エドガーさんの男性3人。
ディエゴさんは、オンラインサポートを専門とする職員。僕と半年違いの先輩です。
ワルテルさんは、大学と養護学校の学生・生徒の支援をしています。昨年のオペラ公演では音響もして下さいました。
エドガーさんは、会計担当。一昨年も創る村を訪れて今回が2度目の来村です。

はじめに、旧野蒜駅の震災資料室を案内して、震災時から現在までの状況を見てもらいました。
創る村へ着くと荷ほどきと自己紹介をして、滞在のスケジュールをざっくりとお伝えしました。
この日は、時差ボケと早朝の到着もあって、その後はゆっくりと過ごして頂きました。

長旅の疲れも少し取れた様子で、夜はけん玉に挑戦していました。(左・ワルテルさん、右・ディエゴさん)


追加写真~夜釣りに出かけ、クロソイを釣り上げたディエゴさん。釣りをするのが初めての方もいました。



夕日をバックに…ディエゴさん。

クルマの中で…

2016年02月05日 | アーカイブ
今日は金曜日。

学校を終えた翔太君を迎えに仙台に行った、その帰り道。

ちょうどニュースの時間だったのでテレビを付けます。
僕が運転、飴屋先生が助手席、そして翔太君は後ろの席から覗き込みます。
(僕はちゃんと前を向いて運転していましたよ!)


まだ小学4年生ですがなかなかの麒麟児で、歴史の本を好んで読むし、おじいちゃん(飴屋先生)のお話も率先して聞きます。
そして時事やニュースにも興味を持っているので、後ろの席から…

テレビ「東京で観れる富士山の絶景を…」
翔太君「富士山ってどこにあるの?」

テレビ「またしても中学生が巻き込まれる事件が…」
翔太君「最近、学校の先生が変なことを教えてたってニュースでやってた!」

と、声を上げます。

すると、飴屋先生は聞き流すことなく一つ一つに
「富士山は山梨県と静岡県の間だよ」
「その学校の先生の先生が教え方が悪かったんだよ」

と、解説をします。

僕は僕で
(そんな分かりやすい説明の仕方があったか!)
(僕もこんな授業を受けたかったな~)

と、心の中でつぶやくのです。


この『やりとり授業』がどれほど翔太君を成長させるか、これから楽しみです。