『上津地区の未来と地域づくりを考える』と称して、自治協役員と民生委員が集まって、8月5日火曜日の夜、地域福祉ネットワーク会議を開催しました。
市役所から、健康推進課と青山支所からも参加して頂きました。
冒頭で、伊賀市社会福祉協議会の吉田さんから、2040年問題の説明がありました。
日本全体では、人口の35%が高齢者になり、生産年齢人口の減少により、社会保障制度や地域の支え手の不足が起こり、単身・高齢世帯の急増で地域とのつながりが希薄になることが考えられるとのことでした。

また伊賀市の人口と将来推計を見てみると、現在の8万4千人、高齢化率34.2%から、2030年には8万人、高齢化率35.7%に、2040年には7万人、高齢化率39.2%にと、10年で1万人ずつ減少していく中で約2.5人に1人が高齢者になるとのことでした。

では上津地区はどうかというと、2010年に人口1,134人、高齢化率33.4%だったものが、今年は人口733人、高齢化率52.9%となっており、15年で人口が3分の2になり、高齢者が少し増えたことから、高齢化率はほぼ20%上昇し、2人に1人が高齢者となっています。
そこで、社協が準備してくれた『タイムトラベルボード』を使って、現在の「回覧板をくれるおとなりさん」「私の家」「回覧板をわたす家」の3家族が、15年後どうなっているかを想像して家族の様子を記入してみたのですが、「空き家になっているかも?」 といった社会課題が浮かび上がってきました。


その内容を確認しあいながら、地元の未来を考えるため、グループワークを行いました。





5つのグループを「災害」について考える3グループと、「健康寿命」について考える2グループに分けて、私たちのまちの
①強み、②困っていることや課題、③15年後こんな街であったらいいな、④2040年に向けて私たちができること
を、各人が粘着メモに書いて模造紙に張り付ける形でお互いの意見を出しあい、他の人の書き込んだ意見で「なるほど」と思うところにマークをつけて回りました。





今後、伊賀市社会福祉協議会として各住民自治協議会並びにまちづくり協議会で同様の会議を行い、伊賀市の未来を良くする「地域まちづくり計画」であったり、第5次伊賀市地域福祉活動計画につなげていく予定であるとの説明がありました。

普段生活をしていても、ただ漠然と「今後、高齢者ばかりになったら、どうなっていくんやろ?」と思うだけで、それに対して自分がどうかかわっていくのか、考えるいい機会になったと思いました。 生涯学習支援員 S
市役所から、健康推進課と青山支所からも参加して頂きました。
冒頭で、伊賀市社会福祉協議会の吉田さんから、2040年問題の説明がありました。
日本全体では、人口の35%が高齢者になり、生産年齢人口の減少により、社会保障制度や地域の支え手の不足が起こり、単身・高齢世帯の急増で地域とのつながりが希薄になることが考えられるとのことでした。

また伊賀市の人口と将来推計を見てみると、現在の8万4千人、高齢化率34.2%から、2030年には8万人、高齢化率35.7%に、2040年には7万人、高齢化率39.2%にと、10年で1万人ずつ減少していく中で約2.5人に1人が高齢者になるとのことでした。

では上津地区はどうかというと、2010年に人口1,134人、高齢化率33.4%だったものが、今年は人口733人、高齢化率52.9%となっており、15年で人口が3分の2になり、高齢者が少し増えたことから、高齢化率はほぼ20%上昇し、2人に1人が高齢者となっています。
そこで、社協が準備してくれた『タイムトラベルボード』を使って、現在の「回覧板をくれるおとなりさん」「私の家」「回覧板をわたす家」の3家族が、15年後どうなっているかを想像して家族の様子を記入してみたのですが、「空き家になっているかも?」 といった社会課題が浮かび上がってきました。


その内容を確認しあいながら、地元の未来を考えるため、グループワークを行いました。





5つのグループを「災害」について考える3グループと、「健康寿命」について考える2グループに分けて、私たちのまちの
①強み、②困っていることや課題、③15年後こんな街であったらいいな、④2040年に向けて私たちができること
を、各人が粘着メモに書いて模造紙に張り付ける形でお互いの意見を出しあい、他の人の書き込んだ意見で「なるほど」と思うところにマークをつけて回りました。





今後、伊賀市社会福祉協議会として各住民自治協議会並びにまちづくり協議会で同様の会議を行い、伊賀市の未来を良くする「地域まちづくり計画」であったり、第5次伊賀市地域福祉活動計画につなげていく予定であるとの説明がありました。

普段生活をしていても、ただ漠然と「今後、高齢者ばかりになったら、どうなっていくんやろ?」と思うだけで、それに対して自分がどうかかわっていくのか、考えるいい機会になったと思いました。 生涯学習支援員 S