著名な文化人 徳富蘆花 の小説「富士」の一節に
” 急勾配の裾野は女郎花、桔梗、撫子、われもこう、あざみなど露しげき青がや露しの波にうき出て、秋草の色の濃くあざやかさ、駒子(蘆花の妻)は『あっ、まあ、あれ、などと馬上にさけび・・・』 ”
と言うような個所が有りますが、丁度こんな季節にご夫婦で富士登山に出かけられた様子を窺い知ること叶います。。
※ 自己流解釈
徳富蘆花が二度目に富士登山したのは妻と姪と一緒で、吉田口から、
明治38年(1905) 8月4日 下にある写真のような夏の日のことでした。
裾野は朝、露をいっぱい含んだ一面の青がや(萱・ススキ)の波の上に、女郎花、桔梗、撫子、われもこう、あざみなどの秋草が・・・色濃くあざやかさに浮き出て咲き、
思わず感嘆の声をあげてしまう・・・
馬上で見るとなおさらに視野が広がり、
耳を澄ますと、その時に感動して思わずあげた声が聞こえて来るようです 🐎
北富士演習場内から見る早朝の富士山
今年もやってまいりましたお盆さん (もう過ぎてしまいましたがw)
この地方では、ご先祖様に富士山の花をお供えする習わしがあります
8月11日(水曜日) わが家のNさんは、頼りになるお仲間と朝5時集合で、自衛隊の北富士演習場に立ち入って(今日は演習はお休み日なので大丈夫です)お盆花採りに出かけました。
※ 因みに富士北麓の市町村の住民には入会権が有るので、決められた立ち入り日には安全を確保して、昔から山菜やお花を採りに北富士演習場内に立ち入ることが出来ます🗻
結果、抱えきれないほどのお花を持って帰宅🏠
偶々、家の前を通った方で『 いいですね~お盆花ですか~? 』
とお声をかけてくださった方には、何人かおすそ分けもできました🌸
嬉しいですね (⋈◍>◡<◍)。✧♡
フジバカマ、吾亦紅、尾花(ススキ)、桔梗、女郎花、男郎花・・・
月江寺の我が〇〇家の墓地にも颯爽と初秋の気配を持参し
感謝を込めてお参りできました。
富士山は多くの文人に愛されていたんですね
小説、短歌、漢詩・・・いろいろ有ります。
折々に紹介出来たらと思っておりますが。。。🖌
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