goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ホロ座

2015-01-16 16:14:00 | 1/80 山スカを組む
妻板の外帯や窓枠を取り付ける前に準備をします。
何も付けていない板の状態でホロ座曲げておきます。
モハ71は薄い方のホロ座を使用します。

ホロ座を使わないで市販のホロ枠を使用する場合、この作業は必要ありませんが、外帯と干渉しないかは事前に確認しておいてください。

妻板と妻面用の窓枠、外帯


ホロ座とホロ座曲げ治具


ホロ座曲げ治具を組立て、ホロ座のピンを治具の穴に差し込み、治具の曲線に合わせて曲げていきます。
ホロ座には裏表があり、カーブ部分になる凸凹が有る方が内側になります。


大まかに曲げた図


治具を使ってもカーブの部分は綺麗にならないと思います。
ホロ座を妻板に填まらなかった時はカーブの部分のRがきついか、緩いかが原因です。
また、ホロ座が長かったり短かったりした時も同様です。
この場合は先の細いラジオペンチ等でカーブ部分を調整してください。
4隅が綺麗なRとなった時にピッタリと填まります。


ホロ座はまだ半田付けせずに取っておいてください。

窓枠の取付

2015-01-11 16:04:00 | 1/80 山スカを組む
続いて上段・下段の窓枠を取付ます。
下段窓枠・上段窓枠は図のようになっています。



先に下段窓枠を付けてみました。


汚れて来たので汚れ落としをした後に上段窓枠を付けてみました。


下段窓枠が先だとコテ先が入りにくいので先に上段窓枠を付けてみました。


どちらを先にするかは試しに一カ所取り付けて見てから判断してください。



木枠戸袋窓の取付

2015-01-07 14:02:00 | 1/80 山スカを組む
木枠戸袋窓を取付ます。
70形の木枠戸袋窓は実車を良く見てみると少し複雑でして、両側が開閉窓上段のように車体より一段凹になっており、さらに少し奥まった所に戸袋窓があります。
模型でもそれをエッチングによる彫りの深さを駆使して表現しています。

木枠戸袋窓


木枠戸袋窓取付後


で、ここで問題発生。
試作の為にエッチングした部品数が少なく、木枠戸袋窓が1輌半ぶんしか無いことが判明。
とりあえずM71を1輌そのまま組み立てます。


下段レールの取付

2015-01-05 00:03:00 | 1/80 山スカを組む
窓下部を加工した所で、次に窓枠周辺の組立を行います。
この工程が一番面唐ナすが、窓を立体的に表現する大切な部分です。
部品は全て薄いのでコテの熱量も必要ありません。
極少量のハンダで組む事が出来ます。
コテを熱くしすぎると細い窓柱部分が熱膨張しますから、くれぐれも注意してください。
100Wコテを電圧調整器で65%程度に絞った位が良いでしょう。
上段レール部分に濡れたティッシュを置いておくのも、熱膨張を防ぐのに良いです。

下段レールを切り離します。
燐青銅なので薄くても柔軟性が有りますから作業し易いです。


下段レールの凸と車体の外帯部にある角穴を合わせます。
角穴は少し大きく余裕を持たせてありますから、上段レールとの間に隙間が出来ないよう調節した位置で仮止めします。


もう一度表から隙間が無いかを確かめてから下段レール全体にハンダを流します。
但し、沢山流してしまうと下段窓を取付られ無くなりますから注意してください。



窓下面の加工

2015-01-02 16:13:00 | 1/80 山スカを組む
前にも書いておりますが形式図の窓寸法は車内から見た時の寸法なので、実際に外から見ると天地が大きくなっています。
窓上面は内と外でほぼ同じ位置ですが、下面は模型化寸法で0.2mm~0.4mm下が実際の位置となります。
おおよそ、この寸法差部分が斜めになっている部分です。
工房ひろの製品はすべて、この部分の下に外帯(シル)が有ります。
このままでも良いのですが、一手間かけて実感的にしてみます。
1輌だいたい1時間、慣れれば40分くらいです。
※削るのは開閉窓部分だけで戸袋部分は削りません。





右の2窓が下面を斜めに削った窓です。