少しは時間が空くと思っていましたが全然空く気配が無く、かえって忙しくなってしまいました。
去年より設計中のままのマニ36ですが色々と不明な点が出てきて、遅れに遅れております。
そんな状態ではありますが、マニ36に使用するパーツの第一陣の試作が到着致しましたのでご報告いたします。
タイトルにもありますが70リットル補助空気ダメです。
当初は取り付け台と一体でロストワックス製法にしようと思っていましたが、実物は取り付け台が帯状なのでロストワックスではスッキリとした形にならないのと、タンクの丸みの表現が挽きものには勝てないということからセオリー通り、挽きものにしました。
取り付け台は燐青銅t0.2かt0.3のエッチングにしようと思います。
これが工房ひろ初の挽きものパーツとなります。
エアータンクは国鉄図面番号「AC43029」を1/80として精密切削にて加工いたしました。
φ0.3丸線の使用を想定して内径φ0.33±0.01/奥行き1.00mmという精密さで仕上げてあります。
また、ドレンコック(ベリ銅ロストワックスにて製作予定)を取り付けられるよう、下部に内径φ0.33±0.01奥行き0.50mmの穴も開けてあります。
それと前にブログにて書きました管継手も某社より発売されておりますが、オリジナル製品として限界に挑戦をしたく、国鉄図面を元に設計を行って切削しました。
こちらもφ0.3丸線を使用できるように内径φ0.33±0.01です。
管継手単独ではピントが合わなかったので空気ダメと一緒に撮りました。
写真の洋白線はφ0.3mmです。