もう7年になるわ

5日に入院して10日に手術だったようなそんな日程だったと思う

そして術後10日で追いだされた

まあ仕方がない
急性期の病院だからすることが無くなったらさっさと退院さされた

まあ手術を待ってる患者さんが居るんだから最も当然ですが


何しろ
手術のその晩はICUに居た
6時間の大手術
目が覚めたらICU
先生も来られた
主人も顔が有った

主治医に痛い！！　　痛い！！って訴えた

もう何も考えられない頭が石で押さえつけられてる感じ
痛いんじゃなくて苦しい感じ

身体も苦しくて苦しくて
息もできない感じ


そして痛いより苦しいことがまだ有った
身体が真っすぐに横にしてもらえない

微妙に角度が付いてる
そして上向きのままで横向きにならしてもらえない


首を半周前側を切開してある

胸の中心をバスト下まで切開してある

この状態で体を支えるのがもう考えられないくらい辛い


この時の事を思い出すと当分の間は涙が出てきたモノでした

辛かった

日にちが経てばよくなると・・・・信じて耐えた夜でした

1時間おきなのかもう看護師さんは付きっきりでしたね

血液検査も何時間おきかにしていて


長い夜でした


痛いから注射の痛み止めして！と懇願するも


背中から麻薬の痛み止めが入るようにしてあるのですが

痛いときには自分で量を増す事が出来るような

確かそんな感じだったけど

そうするように言われるのですが


少しもましにならない

痛くて痛くて

やっと朝になりICUの先生じゃなく主治医が現れた


先生～痛い！

痛み止めの注射して！


先生曰く
注射は良くないらしい今は


渋々聞き入れてくれて
1回だけだからと言われながら楽にしてもらった



だって先生が言うんだもん
背中の麻薬は腹部には聞くけど
首には聞かない・・・・・って

やっぱりじゃん！

痛いよ～



ここからがまた地獄が続いた


病棟に戻り


身体をちょっとでも横にしようものなら
咳込み
苦しくてたまらない

麻酔を6時間管を入れていたのですが

それが後から聞いた話
一番太いのを入れたらしい
軌道が太って大きくなると手術もしやすいからと


だから
だからなのよ


麻酔の手術も今までしたことが有るけど
後がこんなに辛かったことは無かった


もう地獄の1日が有った
身体を横にできない
咳が一日中出る
痰が絡む
手術の箇所だからそのたびに響き堪える


苦しかった


ベッドを起こしたまま横向きになって休んでいても
秒もティッシュが離せない

一晩又ゼエゼエ喘いで苦しんだ一睡もしてない2日間

うつらうつらなんて考えられない感の苦しさだった



注射が切れて痛い！



飲み薬の痛み止めにしなくてはいけないのですが



これがまた大変


水が飲めない


声帯が閉じない半分

腫瘍を摘出した際に
食道の外側が傷ついて神経が左半分切れてます
なので声帯も半分閉じません
嚥下も半分は神経が無いので難しい

もう水が一番難しい


なので薬が飲めません



私が考えてお願いしたのが

6錠ぐらいある錠剤をすりつぶしてもらって
水で溶いて飲みました
そうすると3スプーンぐらいですからね


この世のものではありませんでしたよ
苦いなんてものじゃなかった

こうしてもらってやっと痛み止めが飲めた

そして次の日なのかな

脚に空気で膨らむレッグウォーマー的な器具が取り付けられてるのですが

これがまた一問題で私には

その厚みだけベッドから浮いて脚が有るわけだから
腰にこたえる


これを外してくれと頼んだのですが


歩けるようになったら外せると言われて！！！！！！！


翌日

主治医が


今日はリハビリが来るから
ベッドの横に建てたらOK～

まずはベッドの横に立ってみよう～と言われてた



リハビリの理学療法士が来て
これが気に入らないの私
背中の麻薬の装置を確認したりあれやこれや関係無いだろうと思われることを

何だのかんだのあれこれやるのよ

聴診器を当てたりお医者さんごっこじゃないんだから


さっき主治医が診たあとなんだから
貴方に診断しなくちゃいけない私の体調なんてないんじゃないの

主治医が出したオーダーなんだから


とイラっと来てしまう私

結構長い時間かかって

やっと立つことになった

首を体の上に置くまでが支えられなくて痛くて辛いのですが


一旦頭が真っすぐ体の上に収まればあまり問題じゃない


立てる～

無理なく立てる


じゃあ歩く！と私


点滴ポールを杖代わりに


病棟の廊下がスクエアーに1周できるのですが
そこを1周しましたがな私

廊下の看護師さんが幽霊を見るような驚きで

声をあげられてましたわ


その位凄いのですよ

廊下歩いて1週なんて


こっちは足のプワプワ外してもらおうと頑張りました

気力ですよ

出来ると思えばできますよ


まだ有るのよ

退院が早まった理由が


皮膚が薄い
血管が細い
テープかぶれする

そして何より入ってる針が痛い

テープで止めてる箇所が圧迫で痛い


ってことで入れっぱなしが普通の点滴の針


これを


病棟の担当医が
未だ使わなくちゃいけない時が来るかもしれないのでと

抜いてくれない


点滴が無くなっても抜いてくれない


これを抜いてもらった


こんな事をしていたから


もう退院してくださいって言われた
することは無いのは確かだしね


声も出ない

嚥下もできない

水も飲めない

って手術の後遺症の方が酷いのですが


手術についてはもう処置が無いので10日で退院させられた

普通は2週間と言われていたけど
空けなきゃいけない事が起きたんだろうかね


別の病院を紹介するから1か月ぐらい転院したらと主治医が言ってくれたけど



これを断らないで病院にいればよかったと
未だに後悔してる


この退院後の生活も思い出すだけでもゾッとする



もう人生で苦しい時も有るけどね
初めて死んだほうがましなんて言葉が実感できる経験だった

それでも7年前には信じきれなかった事が
現実になって


声も前通りには行かないけど
当時のような支障は無くなったし

元々再発の心配はあまりしてないのですが

7年を過ぎて再発より普通に色々心配なお年頃だからね


何だかほんとに色々なタイミングで

あっちこっちに引っぱられて

行きついたところで腫瘍発見となって仰天

それも5㎝の腫瘍

それも聞いたことが無い胸腺のガン

最も顔つきが良くないとされるガン

そして何より見つけにくいガン

自覚症状が出て見つかった頃にはもう駄目な
胸腺ガンはほぼほぼ助かる確率が低いガンとされてるけど

本当に運が良かったとしか言いようがない

運が良かったのよ

助けてもらった命だから

まだ何か貢献しなくちゃいけないと思ってるのよ

私にできることで・・・・・


またまたドゥーガル氏に言われたことだけど

一つやり残していることが有る・・・・・と


それってどんなことなのでしょうか




人に特に女性にエンパイアメントすることですよ・・・・と


そう言ってもらってる


さて何でしょうかしらね
何ができるんでしょうかしらね私



とりあえずは来年のコンテストの作品作ろうかしらね・・・・・・

7年過ぎたかぁ・・・・・・・・

 

またまたマロン

前回のマロンロールケーキが美味しかったのでまた買おうと行ったのですが


今度はやはり買いなれてるマロンチーズケーキの方にしました

そして新発売とポップが有ったように思ったのですが

リンゴのタルト

 

美味しかったのですが

頭の中でアップルパイと勝手に思っていて

んんんん思った感じじゃないなぁ・・・・が第一印象

でも最後まで美味しくいただきました

そうだよねタルトだもの

パイのサクサク感は無いに決まってるじゃんかよぉ

大きくてもサラッと頂けるのですが

他にもあれこれ買ってきたものを試食しないといけませんので
半分だけ頂きました～

未だに続いているカットフルーツ
常備買ってある感じになってる

開けてある方は主人が買ってきたモノ
食べてるところを拝借してパチリ

このイチゴが酸っぱい
良く買ってきたねぇ・・・と言うと
パインは美味しそうだったからと


ここ数日前から
このパックを横で美味しい美味しいと平らげてる私につられて

主人も買ってきたようだ


それでもいつも同じ水準の甘さと言う訳には行かないらしくて

美味しい時も有れば失敗の時も有る

外れの時はがっかりだけど

見た目はいつも同じように見える



先日初めて買った柿

甘柿と表示が有った
岡山地産のアグリガーデンがスパーの一角に出してるコンテナが有ってそこから買ってきた


翌々日に出かけたけどもう売っていなかった
来年はまた楽しみが増えた
覚えておいて買うぞ～甘柿

平べったい柿で顔が悪い黒い傷も有ったりして～





食欲の秋を楽しいでいます