るり渓
遅まきながら夏休みが取れた夫と涼を求めて京都のるり渓に行って来ました。
「青色の美しい宝石・瑠璃にも似た美しさ」と形容される渓谷。
ところが・・・
るり渓は死んでいました。
渓谷は水が流れているだけで、川底は藻が死滅したと思われるほどまっ茶色。
きらめくような水しぶきや、水面など見る影もなく、
当然の如く、魚や蟹などの水生生物もいない。
トンボも、ヒグラシの鳴き声も聞こえてこない。。
かすかに異臭もし、足を浸そうという気にもならない。
十数年前に訪れた時はとってもきれいな渓谷だったのに。
何が原因かはわからないけれど、何百年間美しく保たれていた自然がここ数年で破壊され死んでしまったことは紛れもない事実だ。
渓谷のすぐ上流には立派なそしてどこにでもあるような宿泊温泉施設が2002年に建設されていた。
でも、私はもう二度とるり渓に行くことはないと思う。
気の遠くなるような長い年月をかけて作り出された自然の芸術が
たった数年でおろかな人間によって破壊されたこと、
夏の終わりにとても悲しく、情けなくそして怒りを感じた一日だった。
遅まきながら夏休みが取れた夫と涼を求めて京都のるり渓に行って来ました。
「青色の美しい宝石・瑠璃にも似た美しさ」と形容される渓谷。
ところが・・・
るり渓は死んでいました。
渓谷は水が流れているだけで、川底は藻が死滅したと思われるほどまっ茶色。
きらめくような水しぶきや、水面など見る影もなく、
当然の如く、魚や蟹などの水生生物もいない。
トンボも、ヒグラシの鳴き声も聞こえてこない。。
かすかに異臭もし、足を浸そうという気にもならない。
十数年前に訪れた時はとってもきれいな渓谷だったのに。
何が原因かはわからないけれど、何百年間美しく保たれていた自然がここ数年で破壊され死んでしまったことは紛れもない事実だ。
渓谷のすぐ上流には立派なそしてどこにでもあるような宿泊温泉施設が2002年に建設されていた。
でも、私はもう二度とるり渓に行くことはないと思う。
気の遠くなるような長い年月をかけて作り出された自然の芸術が
たった数年でおろかな人間によって破壊されたこと、
夏の終わりにとても悲しく、情けなくそして怒りを感じた一日だった。