毎年種を採り、庭で育てている朝顔「団十郎」。
今年は立派な葉が育ちつるもどんどん伸びて、順調に育ったのに、
まったく花が咲きません。
8月になればと思っていましたが結局咲かずに9月になってしまいました。
今年は種が採れないなーとガッカリしていたら、今頃になって次々咲き始めています。
何があったのでしょうか。不思議です。
2012年7月に出かけた入谷鬼子母神の朝顔市で「団十郎」と出会ってからだいすきになり、
我が家で育てる朝顔は「団十郎」一筋。
「団十郎」は、歌舞伎役者2代目団十郎の衣装の海老茶色にちなんでつけられ、
江戸時代は団十郎の色としてとても人気があったそうですが
「団十郎」は戦後に途絶えてしまい、 まぼろしの朝顔となってしまいました。
その後、高い農業技術によってよみがえり、こうしてまたたのしめるようになったんです。
最近よく見かける花のふちが白かったり、白いラインが入ったものは、現代風に品種改良されたもの。
葉っぱも改良され、斑入りのものが多い中、「団十郎」は花も葉っぱも品種改良なし。
花は白いラインが一切入らず、海老茶色一色。
葉っぱも昔ながらの、黄緑一色です。
毎年、花をたのしみながら江戸時代に思いを馳せていますが、
今年もたのしめてよかった。
「てをつなごう」という歌ができました
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