2018年がはじまりました!
毎年、年末年始は弟のいる奈良へ遊びに行きます。
今年は、もう一度いってみたいなーと思っていた法隆寺に
行きました!
まず、南大門(室町時代)をくぐって境内に入ります。
阿・吽像のいる中門はいまだ修復中です。
今年の12月に完成ということなので、迂回して、五重塔
(飛鳥時代)と金堂(飛鳥時代)のある西院伽藍に入ります。
大講堂からみた五重塔。
金堂には法隆寺のご本尊、釈迦三尊像が安置。
飛鳥時代の仏像らしい大陸風のお顔。
シルクロードを感じます(^^)
そして、金堂の壁にはあまりに有名な壁画(レプリカ)。
写真転載。
この壁画の前で、めらめらと炎が焼き尽くしていたのか
と想像すると、なんと恐ろしい光景だったことでしょー。
回廊を通り、西院伽藍を出て、
さざんかがきれいな通りをとおって、大宝蔵院へ。
ここには、ルーブル美術館でも公開された長身細身の
百済観音像がいます。
そして悪い夢をいい夢に変えてくれる夢違観音像
(白鳳時代)もいますよ。
白鳳時代の彫刻が飛鳥時代と異なるのは、だんだん「3D」が
意識されはじめてくる特徴があるとのことでした。
なるほどー。
東院伽藍の夢殿(奈良時代)へ。
聖徳太子を偲び、行信という僧によって建てられました。
中にある救世観音像は秘仏だった。
どうして秘仏にするのかなー(^^;)
見せてくれてもいいのにねー。
法隆寺に隣接している中宮寺へ。
弥勒菩薩の半跏思惟像(飛鳥時代)で有名ですね。
中宮寺によると、ダビンチのモナリザ、エジプトのスフィンクス
と並ぶ「世界三大微笑像」と呼ばれているとのこと・・・(^^)
會津八一(早大)の弥勒菩薩像を詠った短歌の碑。
学徒出陣のため、二度と生きて帰れないだろう学生達に
さまざまな思いを伝えようと、奈良の仏像を見せたという
秘話があるということです。
戦争は絶対いけませんね。
東大門をくぐって、また南大門に戻り、法隆寺・中宮寺
見学は終わりです(^v^)
出たところで、童心に帰ってソフトクリームを食べましたよ。
塩ミルク味。おいしかったな。
記念撮影♪
仏像の安らかな、凛としたお顔を見て心が洗われました。
夜は・・・
おいしいものを食べて、お酒もたくさん飲んだ。
なんちゃってソムリエの弟がいろいろ選んでくれました。
3泊4日の旅、エネルギーをたっくさん充電できました。
今年もがんばれそうです!
(^^)v