きょうは仕事がお休みだったので、
前から見たかった映画を見ました。
けっこう話題になった映画のようでしたが、
見そびれていてずーっと気になっていました。
「めぐりあわせのお弁当」(2013)
インド映画なのですが、雰囲気が何となく
ヨーロッパの映画のようでです。
ちょっと切なくて、とってもとってもいい映画でした。
冷たい夫の愛情を取り戻そうとするイラ。
妻に先立たれ、人との関わりをもとうとしない
早期退職目前のサージャン。
それぞれに孤独を抱えて空しい日々を
おくっています。
お弁当を介した短い手紙のやりとりが、
心のよりどころになっていくんですね。
ラストは、見た人の想像におまかせしますという
感じで余韻のある終わり方だったけれど、
この出会いがそれぞれの人生を変えたというのは
間違いないな〜と思います。
表情やたたずまいから、気持ちの動きや
揺れが伝わってくる。
主演の二人の演技がホントに素晴らしいです。
インドの文化が垣間見られるのもおもしろかったです。
ムンバイのお弁当配達システム、今でもあるのかな?
さすがに今はスマホとネットかな。
「妻は墓場に横たわって埋葬されている。
自分の墓場も買いにいったら、垂直型の墓を勧められた。
電車やバスでも立たされて、死んでからも立たされるのか」
というセリフがあったのですが(どこまでほんとか
ジョークかわかりませんけど)、
人口増加の凄まじいインドだからかな〜と思ったり。
あと、セリフがヒンズー語(?)と英語が混ざってるのが
不思議で、ちょっとおもしろかった(^^)
日本語版より英語版のトレーラーのほうが
映画を見た後の自分の印象と近くて好みだったので
こちらをのせよ〜。
おわりです(^^)