桜草観賞日記(仮)

いろいろ書いていく予定。

本に書いてある プランCね

2012-12-23 01:27:52 | 創作活動
久しぶりに作詞してみました。
ブランクがありすぎて歌の1番にあたる部分を作ったところで断念。
誰か曲付けてくれれば2番以降も曲に合わせて書きます(チラッチラッ
モノ好きな人募集中w …まあ、居ませんよね。


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(題未定)


夢の中では笑いあえるのに あの笑顔に届かない
君と過ごした時間は確かなのに ずっとひとりのままでいる
本当に楽しく過ぎたあの日々は みんな幻だったのかな

だけど僕は歌う さっぱり伝わらないけれど
一瞬で過ぎ去る 周りの景色を尻目に

好きだと何度も繰り返す 諦めきれない想いだから
きっと救いなんて無いけれど ずっとこれからも変わらない
出来れば何でも話したい とにかく一緒に居たいだけで
少しだけ、ほんの少しだけ 一緒の時間を過ごさせて


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…まあ、なんていうか、次元の壁って厚いよね。それだけ。

この物語はフィクションです実在の人物、団体、作品とは一切関係ありません、、、たぶん

2011-12-11 16:18:27 | 創作活動
【リンじんぶ!】


俺、長谷川昴は友達が少ない。
今日もいつものように放課後は慧心学園の体育館へと向かう。
同級生に友達ができないのなら、小学生にコーチをしつつ熱い友情が芽生えてくれたらという、ちょっとした下心はあるものの、基本的には、叔母の頼みを断りきれなかったというのが大きい。
俺は今、女子小学生(中身は残念)にバスケのコーチをしているのだ。

体育館の扉を開けると、すでに部員である5人は着替えを終えており、俺を見ると、こちらへ駆け寄ってきた。
「ククク…待ちわびたぞ、我が半身…じゃなかった、えっと……す、す、すばるさん」
真っ先に俺の元へたどり着いたのは智花。
部員の中でずば抜けてバスケがうまい…という設定。
「あはは、すばるんが来たのだ!」
真帆はそう言って俺にとびついてきた。
元気なところと、単純なところはわりと原作に忠実なのではないだろうか。
キャッチした真帆をゆっくりと降ろして、頭をなでてやると横で智花が何か言いたそうにこちらを見た後、きゅっと制服の縁を掴んで――
「あほー!あんちゃんから離れろー!」
と、真帆へ敵対心を露わにしながら怒鳴りつけた。
「あほっていうな!真帆ちゃんはあほっていわれるの嫌ってたんだぞ!…それに、智花ちゃんはそんなヘンなしゃべり方しないのだ」

二人がいつものように…いや、原作ではいっさい描写がないようなやり取りをしているとすぐ近くまで来ていた愛莉があきれたような口調ではなしかけてきた。
「まったく、あの二人はブレないな。いや、むしろ原作からはだいぶブレてしまっているのか…」
「お前は役に入ろうとする気配すら見せてないのな」
愛莉はどこからどう見ても小学生に見えない体躯の持ち主である…演じているのが高校生だからその点は無理がないな…それを考えると、小鳩が小学生を演じるのに違和感がないのは、正直、泣ける。
「ふん、理科のわがままに付き合ってやっているだけだ、役を投げ出さなかっただけマシではないか」
「まーな」
どこか不機嫌そうな表情の、よぞ…愛莉と駄弁っていると、いつの間にか後ろに控えていたひなたちゃんが口をひらいた。
「わたくしは、あにきと一緒に演技をするのが楽しいです」
わかりきっていたことだが、幸村も役に入り込む気は無いらしい。
実際俺も、ついさっき、演じるということを放棄したばかりだ。
どうでもいいが、俺も「はせがわ」姓なんだよな、この主人公とは無駄に共感ができる。
隣人部のメンツに比べて、変に擦れていたり歪んでいないので、そういった意味では小学生は最高というのにも肯ける。

「ハセガワさんから何か怪しいオーラを感じます」
薄い本を片手に、理科がジト目でこちらを見ていた。…お前の方が怪しいオーラを常時放っている気がするんだが。
「お前、小学生がその本持っていたらいろいろとヤバいだろう…」
機械同士の掛け算では無く、男同士というのがなんとも原作に忠実だが。
「いやー、紗季ちゃんは将来有望だと思うのですよ」
「先が思いやられるの間違いだろ」
「最初は友人に勧められた一冊から始まり、自分に嘘をつけずにどっぷりはまり込み、やがて理科と同じ領域に…ぐへへ、楽しみです」
「頼むから純白な小学生を、お前の残念な性格で染めないでくれ」

俺がため息をついていると、勢いよく体育館の扉がひらいた。
「スバルー!あんた小学生ばっかり相手してないでたまには私の相手も…ぐぇっ」
「うるさいぞ肉、お前はこの部活の部外者だ、とっとと失せろ」
夜空がバスケットボールを葵役の星奈の顔面に投げつけた。うわぁ、痛そうだ…
「あにすんのよ!」
「うるさいといっている、聞こえなかったのか、あとさっさと失せろBBA。お前は『ハセガワ』の趣向から外れている」
体育館から星奈を押し出して入り口を閉めようとする夜空。星奈は何とか足を入り口に差し込んで閉められることを回避したようだ。
「あんた、葵になんか恨みでもあんのって痛いイタイいやぁーあしがぁあ」
「うるさい、お前なんてここでミンチになってしまえ…私から幼馴染を取りやがって

星奈が持ち前の運動能力を発揮してなんとか体育館に入ることに成功する頃には、夜空も星奈もすっかり疲れていた。どうしてお前らはこうも残念なんだ…




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という妄想をしていた。
いろいろ裏設定とかあるけど、続かない可能性が高い。
…二次小説って難しいね。


題未定

2011-10-17 03:17:13 | 創作活動
詩人の気持ちを知ろうとして――
資料を漁り 軌跡を脳内でたどり
残った印象はなんだったのか?

それはあまりにも違いすぎた
姿を重ねることを許されないほどに

――いったい何を知ることが出来ようか
未熟さを露見した 己がそこに居るだけ
こんなことが知りたかったわけじゃない


気持ちなど誰も知りえない
単純なことだった
そしてどうしようもなく複雑だ

詩人の気持ちを知ろうとして
詩なんて作るのは無意味なことだ
(ならばなぜ詩を作ったのか)

いったい誰が知ることが出来ようか

光る 宝石の欠片あつめて 両手広げれば青く輝くの

2011-05-17 01:03:26 | 創作活動
月ごとに載せて行く予定の短編小説をアップしました。
まだプロローグと一章の1だけですが…。
読みたい人はアーカイブの小説から記事に飛んでください。

感想等貰えるととても励みになると思います。
まあ、まだまだ始まったばかりで感想も何もないかもしれませんが。


この前決意した通りに生活出来ています。いまのところはですが。
なかなか苦戦してばかりで、日々が勉強です。
中途半端な覚悟じゃ無理だと思い知らされました。

…一人ゲーセン禁止に関してはそろそろ禁断症状が出てきそうです(苦笑
もっと頑張っていかないと。
でも思いつめすぎるのは良くないってことぐらいはわかります。
バランスが難しいですね。

大学も忙しくなる予兆が見え始めていろいろピンチですが。
しばらく決意したことが続けられるように頑張ります。






現在の作業進行度・・・3%

決意

2011-05-12 01:15:57 | 創作活動
大学も3年目です。
就職活動が始まります。
やりたいこと決まってないです…

でも、一つだけやりたいことは決まってます!
ライトノベルを審査にかけること!
そうです、これまでもちょくちょくブログに書いてきましたが。
ようやく本気になろうかなと思い始めました。

まだまだつたない文章しか書けません。
でも、本気で取り組むってことにマイナス面はないと思うんですよ。
だから、今回はいろいろと本気になるために自分に縛りを設けようかと。


・一人ではゲームセンターに行かない。(単純に金欠と、創作にあてる時間の消費を防ぐため)
・一日一回はプロットかラノベの本文に目を通す。(継続は力なり)
・毎月短編小説をブログにアップする。(レスポンスがあればモチベに)


とりあえず、この3本立てで行こうかと。
なんとかそれなりに成果が出てくれると嬉しいのですが・・・




現在の作業進行度・・・1%


短編小説:【純白】

2010-03-10 01:23:35 | 創作活動
どこまでも真っ白な世界、残酷なまでにも真っ白で…
何もない、そう、どこまでも真っ白。…それは真っ黒にも思える。

僕はそこに居た。


時が流れているのかもよくわからなかった。
ただ、不意に流れ出した感情の滴が頬を伝うまでは。
真っ白な世界にぽつりと。僕は居た。
真っ白な世界でぽつりと。涙が落ちる。

声が漏れる…虚しく白に吸い込まれる。
白が…怖い。どこまでも白い世界が怖い。真っ白な闇。

僕は震える…恐怖に押しつぶされそうで。
心臓がバクバクと鳴り出す。…そこで気づく。
僕はこんなにも生きている。心音を強く感じている。
頬を伝う涙は、こんなにも熱い…熱い。

刹那、世界が急激に色付きだす。白紙に絵具の付いた筆をはしらせるように。
白から青に、緑に、赤に、黄色に、混ざり合い、溶け合い、形を作り出す。

君はそこに居た。


色付く世界の真ん中で、君はどこまでも真っ白で。
手を伸ばせば崩れてしまいそうで、それでも手を伸ばさずには居られなくて…

触れた瞬間、君の瞳が色を映す。
その目に映った世界はたくさんの色で溢れていた。
色付く、零れる、塗り重なる、幾重にも、幾重にも。

気付くと世界に白は無かった。
無限と思えた白の闇は、どこにも存在しなくなった。

僕は泣く。君は問う。どうして泣いているのかと。
産まれることは消えていくこと。それを知ったと僕は泣く。
君は笑う、どこまでも綺麗に、透き通るような笑顔。
そこには確かにあった。純白が、その笑顔にはあった。

小さな小さな白が…何よりも大きな存在に思えた。
その瞬間、また世界は白に飲み込まれる。


どこまでも真っ白な世界、残酷なまでにも真っ白で…
何もない、そう、どこまでも真っ白。…でも、それはもう真っ黒には思えない。
君がそこで笑っているのを知っているから。