花壇の隅に生えているフジバカマが満開です。
フジバカマは、秋の七草の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。
夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。
渡りの蝶であるアサギマダラは、我が家には飛んできてくれません。
秋の七草は、万葉集の中で、山上憶良が歌っています。
秋の野に 咲きたる花を 指折(およびを)り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 撫子(なでしこ)の花 女郎花(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花 。
萩の花 尾花 葛花 撫子(なでしこ)の花 女郎花(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花 。