かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる光景を載せています!

辰年の龍巡り『雲龍図』妙心寺

2024-02-11 | 観光・旅行・京都検定

季節は、『立春』の二番めの候、「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」(2月9日〜2月13日頃)に入りました。

ウグイスが可愛い声で鳴き始め、春を告げると言われる頃です。

そろそろ、ホーホケキョという声が聴きたいですね。

昨日は、日が差して暖かい日でしたが、久しぶりに妙心寺を訪れました。

私は一昨年にも行ったことがありますが、娘が龍の絵を見たいというので、一緒に行くことになりました。

このお寺の法堂に描かれている龍は、大変大きくて、「京都で一番大きい」と言われています。

妙心寺は境内に46もの塔頭寺院を抱える寺院で、「妙心寺の算盤面〈そろばんづら〉」とも言われます。

経営基盤が安定し、臨済宗一の巨大寺院となったことをさしているそうです。

確かに、スケールが大きい感じがします。

これは、法堂に描かれている『雲龍図』のレプリカです。

本物は、撮影出来ないのですが、レプリカは撮影しても良いようです。

雲の中に龍がいるので、『雲龍図』と言うそうです。

描いたのは先日大徳寺で見た龍と同じく『狩野探幽』さんでした。

大徳寺の龍は35歳の時に書いた龍で、こちらの龍は50歳代で書いた龍だそうです。

しかも、8年の歳月をかけて描いたとのことで、かなりの力作だったのでしょうね。

本物の龍はこの「法堂」の天井に書かれています。

大きくて、スケールが大きい龍でした。

こちらは仏殿で、ご本尊の「釈迦如来」像がまつられています。

初めて見る娘は、龍の迫力に驚いたようでした。

私も初めて見た時には、圧倒されました。

ずっと見ていても、飽きない龍でした。

退蔵院という塔頭寺院に入りましたが、梅はまだ早いようでした。

チラホラですね。

白梅の方は、まだつぼみ・・・。

梅の名所と言われる場所では、そろそろ咲き始めのようですが、また出かけてみたいと思います。。。

七十二候/黄鶯睍睆 うぐいすなく|暦生活

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鶯はソングバードと呼ばれる鳴禽類で、ライバルのさえずりを耳で学習する歌鳥です。

暦生活

 

  

 

       

 



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