誕生

「ちえちえ」さんに女の子が誕生した。無事の出産を知らせる彼女からの携帯メールには、溢れるほどの喜びが詰まっていて、胸が熱くなった。
ブログに時々、柔らな視点でコメントしてくれる彼女は、私より１０歳若い。ナースとして公立病院の産婦人科に長く勤め、毎日展開する命の誕生の場（時に消滅の場）の喜怒哀楽や気づきなど、手紙や電子メールを通じて多くのことを私に教えてくれる「先生」だ。許しを得て、彼女のメールを紹介したい。
本当におめでとうございます（＾＾）
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（略）名前の由来聴いていただいてとても嬉しいです。今回の名前、私が譲らずに決めました。「奈」と言う字にこだわりました。「奈」には「神前に捧げる植物」と言う意味があるらしいです。今回の妊娠は高齢であり様々な不安心配ばかりの１０ヶ月でした。産まれた瞬間「五体満足ですか?」とすぐ聴いてしまい泣き声を聴いて私の心中には「感謝」の気持ちがたくさん広がりました。それは、お守りを買ってくれた友達であり、母であり、かばって仕事を代わりにやってくれた同僚であり本当に全てに感謝の思いが湧き上がりました。私は無宗教ですが「息子と赤ちゃんは神が与えてくれた宝物。」みたいな思いが入院中心に浮かびこの字をどうしても使いたくなりました。「月」は七夕に近いと言う事・息子の名前が「竜騎」なので(き)つながり。という事で決定です。（略）
　　　　　　　　　
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「奈月ちゃん」の誕生を祝って、しばらく北欧の子育て風景を追ってみたい。街は、子供連れの家族で溢れている。