忘年会

さっきまで忘年会をやっていた。

メンバーはＰＴＡのＯＧ連中。

いつも盛り上がるこのメンバーは５年経った今でも仲良しだ。
今日は最後に篤い話に花が咲いた・・・。
「今の子供は大人だよね～」という一言がキッカケだった。

メンバーの一人の息子が通う中学での出来事・・・。
部活の顧問が非常に子供の扱いの下手な先生で
いつも心ない言葉を言っては生徒を傷つける。
「何か、息子はアッケラカンとしているんですけどねぇ・・」
それを受けて「今の子供は大人よりしっかりしているかも」
という意見が飛び出したのである。
それを言った彼女いわく・・・
情報量が多い最近の子供は大人の扱いにも慣れている、だそうな。
私は「それは絶対に違うよ！」と猛反発した。

私はこう思っている。
今の子供達は「耳ドシマ」である。
情報過多で知識は確かに豊富ではあるが
体験不足の子供達が「身をもって理解している事」は少ない。
だから、頭では分っているが精神がついて来ない・・・。
そうしたある種の「ギャップ」が心に歪を作るのだ。
それを大人が「下手な大人よりずっとしっかりしていて・・」
などと判断してしまうのは最も怖ろしい事なのである。
青少年は「危うい」生き物であるから
大人はもっと注意深く見守らないといけない！

とまぁ、こんな事を熱く語ってしまった私・・・。

どうやら「新年会」もやりそうな雰囲気・・。