Ｍさんから別府へのお誘いを受け
別府にいくならかねてからホームページで
見て「いっぺんお参りに行ってみたい」と思うとった
別府のお隣、日出の「大法輪寺」に行ってきました。
別府から20分弱、日出町の別府湾ば見下ろす
山の上にその「大法輪寺」はございました。
お寺からの眺めは絶景です。
「ここでバーベキューでもしたら最高」て
思うたばってん、ここはお寺でございます。
日々信念ば持って活動する「田口学法」和尚の
ホームページのサブタイトルが文頭の言葉です。
縁は奇なるもので・・・
今回お世話いただいたＭさんと学法和尚の奥様が
なんと同級生・・・・
「行ってみたい」ということば聞いて和尚さんが
逢うてくれることに相成った次第です。
日頃からこの年になったらお付き合いせないかん
お寺のことに疑問ば抱くおいしゃんとしては
この和尚さんのホームページば見て気になっとりました。
「大法輪寺」ホームページより・・
大法輪とは、お釈迦様が説かれた偉大なる教え（法・真理）を言います。
ところが今の日本の仏教を見るに、釈迦が説くところの教えとは
ほど遠い宗教になっているのではないでしょうか。
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中略
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その原因は檀家制度が考えられます。
檀家制度とはそもそも江戸幕府の隠れキリシタン弾圧の為にあり
「私はキリシタンではない」という証明に寺の檀家として登録する、
それを「宗門人別帳」といいました。
今に至ってはそれを寺が檀家をしばる、
檀家はしばられる原因となったのです。
大法輪寺は檀家制度をとりません！
よって会費なし・寄付なしでやってます。
大法輪寺は何宗？
無宗派です。仏教の元はインドのお釈迦様であり、
随分と後から何宗何宗と出来てきたのです。
釈迦の教えは本来一つであるのにもかかわらず、
いろんな宗派に分かれている事自体おかしいのです。
即ち、大法輪寺は釈迦の原点に戻るべく、
宗教改革を志している単立の無宗派なのです。
高いお金が払えんで「葬式がだせん」ていう
問い合わせに日本各地ば忙しく、飛び回る学法さんですばってん
貴重な、時間ば割いてお話ばしてくれました。
ホームページば見る感じ「年取ったおいしゃん」の
イメージのありましたばってん、逢うてみたら
まだ年はおいしゃんと３つぐらいしか変わらん
「ナイスガイ」です。
学法さんが帰られる時間までお話ば聞かせてくれた
「坊守（ぼうもり）」の奥さんも良か人で、
気さくにお話ばしてくれました。
学法独り言より・・・・
今でもどこかの寺では「寺にはクリスマスなんかないんだ！」と
頑固に吠えている坊主がいるのだろう。
小さな子どもがおられる寺は、今夜だけ少し許してあげてはどうか？
楽しく嬉しい事は宗教を超えて受け入れる心の広さが欲しいな。
【日本人はクリスマスを祝い、大晦日は除夜の鐘を突き、
正月は初詣に行き、お年玉をもらう。クリスマスはキリスト教、
除夜の鐘は仏教、初詣は神道、お年玉は儒教の教えに由来する】
と私たちはいろんな宗教を小さい時から体験している。
日本のような多神教は「信じられない」「いいかげん」と
他国から言われるが、様々な神のおかげで日本は争いが無い平和な国です。
の言葉通りお話ばしてくれたテーブルの上には
「クリスマスツリー」のテーブルクロス。
博多の祇園宮の祭りである「山笠」も
「東長寺」「承天寺」に奉納します。
ご神体である山笠ば両寺の和尚さんがお迎えします。
「これに通じるもんがある」と
おいしゃんな納得・・・・
お寺全体が教会のごたぁ雰囲気
ガラス窓にはステンドグラスが飾られとります。
バッテンわきにはちゃんと「納骨棚」が並んどります。
日本で一番葬式出動の多か学法さん
（当然見入りは別問題）
お金のない人のために全国ば飛び回って
お経ば唱えてあるそうです。
暮れの３０日には「学法さん」と「天国を創るニューヒーロー」
「てんつくマン」のトークショーも
あるげなですバイ。
「てんつくマン」とはこげな男
学法さんと奥様
「大法輪寺」のホームページはこちらですたい。
銭金ではない、真に心を持ってお経ば唱える
それがめぐって、自分に帰ってくる・・・
ご先祖様が、亡くなってお経を上げた故人の方が
自分ば、良き人とのめぐり合いをさせてくれる。
子供ば育てる「無償の愛」に相通ずるもののありますやね。
「今日ここで会う事ができたことも私にとって
感謝しなければいけない」て言われて
おいシャンな尻のこそばゆぅなりました。
おいしゃんも精進して、
心からそげん言えるおいしゃんにならないかんです。
見送ってくれた「学法さん」一言・・・・
「おなごが欲しい・・・・」
俗っぽい坊主・・・やありません
「おなごりおしい」て
言いんしゃったとです。
