konocon 農商工連携

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河野経営研究所の農商工連携支援への取り組み

人材育成の分野では、2010年農商工連携プロジェクトマネジメントケーススタディ(全国商工会連合会)研修実施機関 2011年農業分野の生産性向上のためのIT・IEプロジェクトマネジメント研修(全国中小企業団体中央会)研修実施機関として農商工連携人材育成事業に取り組んでいます。

農商工連携を埼玉で考える 5

2011-06-13 09:49:11 | 2011年農商工連携人材育成事業

農業と製造業、情報サービス業が活発に活動する埼玉ならではの新しい連携の形を検討することができないかと考えています。

「少し視点を変えれば違うものが見えてくる」とはよく言われることですが、他産業の知恵を上手に活用する方策はないでしょうか。

そこから生まれる新しいビジネスモデルを本年の研修では検討していきたいと思います。

農商工連携を埼玉で考える 4

2011-06-13 08:49:03 | 2011年農商工連携人材育成事業

卸売市場には、次の機能があるといわれています。

・品揃え(商品開発)機能

・集分荷・物流機能

・価格形成機能

・決済機能

・情報受発信機能

・災害時対応機能

中間流通の課題が指摘され、「産直」という言葉が席巻していますが、農商工連携を考えるとき、上記の機能を誰がまかなうのかということが課題となります。

卸売市場は、職人の世界といわれます。

いわゆる、上記の機能のオペレーションが暗黙知となってしまっています。

茨城県の石岡中央青果市場は、ISO9000sをサービスの品質管理の視点で導入しました。

いわば目利きの見える化とも考えられます。

埼玉県も同じ首都圏にあって、消費地も産地も抱えています。

少し違う視点で事業に取り組むことで新しく見えていくる事業の形、新しいビジネスモデルが生まれてくる可能性があります。

(2010年農商工連携等人材育成事業より)