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カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

カヌーの日記 鸛(こうのとり) 壱

ホームコースは淀川/太間

2008-05-22 21:59:00 | ワイルドウォーターでカヌー

 いよいよ今週の日曜日はワイルドウォーターのレース、昨年は他の用事と重なって出れなかったので2年振りの出場となる。そこで調整がてらちょっと一漕ぎ、とはいうもののこの日は朝から健康診断でバリウム飲んだのでお腹がスッキリしない。そんなときは近場で練習と淀川は太間公園(寝屋川市です)にやってきた。
 この太間公園は十数年前からの私のホームコース、二色の浜にいる時はカヤックも海においていて向こうで練習してたので久々にやってきた。うーん、なんともいえず懐かしい!

 最近の課題は艇のスピードに身体がついていかずつい後傾になってしまう事と、ストロームのリリースが一定しなく手漕ぎになっているのを修正する事だ。
 さっそく太間公園から出艇して漕いで行く。コースは淀川新橋を越え、仁和寺鳥飼大橋まで。前回取り付けたサイブレスも悪くはない。ただもう少し下につけたほうが良かったかもしれない。

 仁和寺鳥飼大橋でちょっと一息、たまにはこうやってワイルド漕ぐのもいいもんだなあ。
 帰路はストロークのテンポを揃えることを重視して漕ぐ。やはり漕ぎ込んでないからすぐバラけてしまう。正直言って昔のタイムに届かない。でもこうやってレースに出ようとおもって練習するのは気持ちのいいハリになっている。まあでれる間はでてみたいものだ。
 やはり練習するときはタイムをとってる。往復で24分23秒、前は21分切ってたのになあ。まあ日曜日はがんばって漕ぎます。

 でもやっぱりお腹はいたい。まあ病気じゃないし仕方ないけど・・・バリウムなんて嫌いだぁ・・シクシクシク。

そして紀ノ川は繋がった!

2007-11-30 16:05:00 | ワイルドウォーターでカヌー

(打田の新竹房橋、さあ出発だ)
 関西でのカヌーのメッカといえば北は木津川、南は奈良吉野川。その吉野川は奈良県の部分の名称で和歌山県にはいると紀ノ川となる。まあおんなじ川だ。この紀ノ川だが実はまだ繋がっていない。なんか行こうと思うといろいろあってつい行きそびれた。行ってない区間は打田の新竹房橋から六十谷までの18kmほど。朝、池をいってまだまだ時間はたっぷりある。この機会にいかないとまたいついけるかわからない。幸いリードを積めば1人で回送できる。この区間は浅いところとトロ場が多く漕ぐのはしんどい。更に岩出に大きな水門があって結構長い距離を担がなくてはいけない。軽くて速い川の艇・・・そうだ、競技用のワイルドウォーターを使おう!これなら軽いし(11kgですね)速い(そら競技用だから速いわなあ)ちょびっとバランスは悪いがまあ元々この競技が私のベースだし・・ということで紀ノ川の残った区間を一気に行くぞぉ!

(岩出の水門、パドルはもちろん愛用のスプーンパドル)
 まず六十谷によってバイクを下ろす。そこから打田に移動、なんだかんだ言って出艇は12時。もう車の中で食事をすませたので一気にくだろう。
 久々のワイルドウォーターはキモチイイ。やはりスピード感が違う。久々に水をきっていく感覚、ああこれが自分の原点だなあ。
 まあ本来ツーリングに使う艇ではない。でも現役のときは毎週毎週朝の6時ぐらいから淀川を繰り返し漕いでたものだ。途中で艇の上から写真を撮る。パドルを離すとこけそうで怖い。でもまだなんとか手を離してもいける。やっぱり身体がおぼえてるもんですね。(この艇、漕いでる時はいいがとまるのが難しい。是非やってみてください。お貸ししますよ)
 前半平均9km/hから10km/h、順調だと思っていたら浅くてポーテージ。でもポーテージ1回で岩出の水門。この水門は間違えて近づきすぎないように!カヤック/カヌーで入ってしまうと絶対に死ぬ。あちこちの水門でかなりの人数が亡くなっている。絶対に安全なところで降りてポーテージ。瀬田川の南郷洗堰など増水のときは1km離れていても怖い。くどくなるがくれぐれもご注意を!

 しかし迂回は大変、川沿いに道がなくいったん堤防の上まであがる。釣り人がつけたと思われる踏み分け道をカヤックを担いで登る。4.5mの長い艇がひっかかる。なるほどこのコース誰もいかないわけだ。これはちょっと大変だ。
 なんとか水門を越えて漕ぎ出すとすぐブロック堰堤。担いでいくには離れてるし、漕ぐとすぐ止まらなくてはいけないので大変。まあ仕方ない。再び担ぐ。

(水門と堰堤は400mぐらいしか離れていない)
 結構担ぎ疲れてめげてきている。しかし今度は浅瀬、しかも本流にはヤナ。またまた担ぐ。しかしここまで10箇所ぐらいはヤナがあった。まあほとんどは通れるんだが。

 上の写真、ヤナわかります?浅瀬の上に川幅いっぱいにささっている。
ここからはところどころ浅いが割りと順調。多分川辺橋から下は問題なかったと思う。阪和自動車道の辺は深くて川がところどころ分かれたりくっついたりで面白い。景色も人工物がまったくみえない区間も多くファルトで散策も面白そう。まあゴールの六十谷にまた水門があってそのバックウォーターで流れがなく深い。これぐらいの流れなら多分漕いであがっても問題ない。但し、夏は水上バイクに注意。ここはかなり多いので気をつけないと突っ込んでくる。

(実にのどかな風景だ。四万十川もこんな感じだからあそこまで行かなくても十分??)
 阪和道の下をくぐりJR線の鉄橋がみえてきた。あの橋の横が六十谷駅、もう少しだ。もうここからはすぐでした。ゴール! 18.6km 2時間38分 平均時速7.0km/h。だいぶ担いだしなあ。
 まあ行ってみれば今までなんで行かなかったのか。これでついに紀ノ川が繋がった。実に長かった。なにはともあれ紀伊半島横断、半分完了!

国民体育大会 近畿ブロック大会

2007-08-02 19:33:00 | ワイルドウォーターでカヌー

日頃川で漕いでいるとよくみかけるのはロデオボート、リバーカヤックあるいはファルトだ。しかし・・・スラローム、ワイルドウォーターといったカヌーがあり、他にレーシングカヌーとともに毎年国体でも試合が行われる。そのスラロームとワイルドウォーターの試合がこの日曜日(
8/5)に滋賀県は瀬田川で行われる。
 今回あるのは参加はスラロームとワイルドウォーターで大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良、和歌山の2府4県の男女各一人の24人、みなさん各県大会を勝ちあがってきている。・・・といっても競技カヌーも人口が減って各県2-3人で代表をきめる場合も多く、一人でも多くの人に参加してほしいところ。
 まあ24人の大会なので割りとすぐ終わる。大体スラロームが先にやって、それからワイルドウォーターとなる。場所はスラロームは旧エデンの下の蛙岩、ワイルドウォーターは鹿跳~外畑かな? ただ台風5号がきて放水がきつくなると瀬田の唐橋の静水コース、もしくは中止となる。まあ観覧無料だし、国体の上位にはいる人もでているので見ていても面白い。お時間があれば一度見に行って欲しい。


H13/6/3  瀬田:関西ワイルド

2007-04-02 18:47:51 | ワイルドウォーターでカヌー

(ゼッケンをしていない。ノンストップトレーニングだ)

 4月になった。多くのところで年度が新しくなる。うちの店も7年目に入った。この4月になっただけでなんとなく気分が新しくなるような。
 ここ3週間ほどは二色の浜以外ではカヌーにのっていない。また春休み終わればいろんなところにいくだろうが、あまり二色の浜ばかりでは書くことがない。そこでちょっと前のカヌーを・・・
 この平成13年というのは嘘のようなレースだった。前にも書いたが元々私はワイルドウォーターという流水でスピードを競うレースをやっていた。イカのような艇でバランスが悪く凄く乗りにくい。この当時平成9年が大阪で3位、11年12年が2位だった。しかし12年の関西ワイルドのレース後、椎間板ヘルニアと坐骨神経痛で歩けなくなった。平成12年は6-7月は松葉杖ついてカヌーどころじゃなかった。なんとか秋ぐらいから乗れるようになったものの練習不足。しかしやっぱりレースには出たかったので友人のFさんとエントリー。 
 当日参加者みてビックリ。ずっと負けていたWくんが不参加。なんとかなるなら勝ちたい!この時大阪は参加6人か8人だった。そしてレース開始!

(こちらはレース中、この直後ロデオ艇とぶつかった)

 出艇順も忘れたが、私の前のH先生がエデンこえて蛙岩の瀬の手前で沈。なんとかかわして瀬にはいるとロデオ艇の人が遊んでいた。向こうは瀬の中を開けてくれたのだがワイルドではタイムロスになるので瀬の深いところはとおらない。実はそのまま遊んでいてくれたらあたらなかったのだが、ちょうどこちらのコースに避けてきたので激突。瀬の中で沈は間逃れたものの上流を向いてしまった。艇が長いので流れながら下流に艇を向けきれず一旦エディを出てUターン。実際かなりのタイムロス。このとき私も40歳、これまで一度も代表になったこともなく、年齢的にももう最後。正直言ってなきそうになった。レースは1回勝負のタイムトライアル。ぶつかろうがミスろうが負けは負け。ゴールしたもののタイムも前より悪くもう絶望的。このとき滋賀のTくんもぶつかっていた。もうやりきれない思いでかえり支度。しかしなんとしたことか!私とFさん以外大阪の選手は全員沈。結果大阪府では私が1位、Fさんが2位となった。なんか嬉しいような喜べないような・・でもやはり後から喜びがこみ上げてきた。
 今年もまた試合がある。出たものかどうか?ちょっとの間考えよっと!
(写真と撮ってくださったHさん、ありがとうございます。使わせていただきました)

ワイルドウォーターBy瀬田の唐橋

2006-10-03 17:15:04 | ワイルドウォーターでカヌー
 今、お隣の兵庫県で国民体育大会、通称国体をやってる。なんか高校野球が騒がれてるけど、もちろんカヌーも国体競技になっている。カヌー競技は静水でやるレーシングと流水でやるスラローム、そしてワイルドウォーターがある。レーシングとワイルドウォーターは純粋なスピード競技、スラロームは速さ+ゲートを通過してポイントを競うというもの。私がやってるのが流水でタイムを競うワイルドウォーター。
 この国内で大きい大会はなんといっても国体である。国体に出ようと思ったらまず都道府県の代表になる。すると国体のブロック大会に参加資格ができる。近畿なら大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の2府4県。各府県一人ずつでてレースをする。ワイルドウォーターの場合は上位3名が国体本戦にいける。まあブロック大会といっても国体の一部なのでまずここまでいかないと話しにならない。

(スラロームはゲートにひっかかると減点、大変だなあ)
 私の場合なんとか2度大阪で代表になってブロック大会にいった。1回目が平成13年7月15日コースがもう少し下の鹿跳橋から外畑。順位は5位。そして2回目がこの間通った瀬田の唐橋である。
 本来ワイルドもスラロームも流水でやるのだが、下が増水していて危険ということで、急遽瀬田の唐橋の周回コースになった。静水の勝負は流水みたいに流れを使えないのでとってもしんどい。ちなみにこのときH15年7月13日は43歳。

(これが私です。ゴール前の苦しそうな表情)
 結果は最下位(6位)でもいい記念になりました。
 基本的にこういったレースは大阪府内ではほとんどやるところがない。
まず流水の場所がないのが大きい。そこでいつも瀬田でやることになる。和知でやったこともあるし、今年は北山だった。
 大阪でやって出たのは4回。なみはや国体(大阪国体)のリハーサル大会として行なわれた、淀川は枚方の鍵屋裏特設コースでやった日本選手権の500mと1500m(H8/8/23とH8/8/26、たしか12位と15位だったと思う)
 あと2回は普段レーシングやレガッタの試合がある堺市の浜寺漕艇場。H9/6/29の大阪府民大会(5位だったかな?)とH14/6/9の府民大会(これは3位)
 こういったレースは出てみると本当に面白い。ロデオやダウンリバー、ツーリングでは味わえないものがある。もし機会があれば是非出て欲しい。いまワイルドもスラも参加者が減ってこまっている。スラはないけど、ワイルド艇なら私のところに4艇あるのでお貸しします。たとえ沈しても気にしないでチャレンジして欲しい。私の初レースは沈して流されながらゴールをくぐった。でも今になってやっててよかったと思う。
 よくうまくなったらとかまだ早いという方が多い。でも乗らないとうまくならないし、レースに出てうまい人たちと一緒に漕がないと何をしていいかわからない。
 6日はいよいよ兵庫国体のワイルドウォーターレースの日だ。みんながんばってほしいものだ。