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TDD山岳会山行の記録

剣岳別山尾根  2014年5月30(金)~6月1日(日)その1

2014-06-13 00:29:59 | 日記・エッセイ・コラム

 参加者:水野、若林、金田

30日(金) 天気:晴れ  

好天のため暑さと紫外線予防で薄手の長袖シャツとサングラス及び顔マスクの完全防御で出発する。別山乗越へのルートは、夏と異なり沢の左側の尾根を登るが、風が無く非常に暑い登りとなった。剣岳のアプローチとなるこの登りは大変だが、観光客が入りにくくし自然を守るには非常に有効であると思うのと、室堂からロープウェイがあると良いなと思うのは私だけでしょうか?乗越から剣沢テント場までは雪のため夏よりも歩きやすく、幸運にも剣沢の中にインゼルのように現れている土のテント場(テント3~4張が限界)をキープすることができた。当初は源次郎尾根を登る予定であったが、室堂の登山届の提出時の情報と我々の体力を鑑み無理せず別山尾根に変更することにする。 

本日のコースタイム:

豊明 5:00 ⇒ 室堂11:33 ⇒ 雷鳥沢 12:39 ⇒ 御前小屋 14:58 ⇒ 剣沢キャンプ場 15:43

 

 

31日(土) 天気:快晴

 

 

3時過ぎに起床。夜中に雷鳴と小雨が降るも空を見れば満点の星。5月末の登山は初めての経験で雪の状態が気になったが、日が当たるとグサグサとなるがアイゼンに団子になるわけでもなく、また日陰はアイゼンが良く効き思ったより登り安かった。前剣の登りは部分的に夏道が出ており先行パーティは雪の無い夏道を登っていたが、我々は右側の雪壁を登る。剣本峰の手前の垂直梯子とカニの横ばいに雪は無く無雪期と変わらない状態だった。剣山頂は夏だとかなり広いと感じたが、祠も雪のナイフリッジの下で狭く感じた。3人パーティがいたので話をすると源次郎尾根を登ってきたとのこと、驚異的なスピードにビックリ!!下りは平蔵谷を下らず登ってきたルートを忠実に下る。やはり前剣の下りの状態が悪くメンバーの技量によってはザイルを使用することが賢明と思われた。剣沢小屋オープンの一日前であったがダメ元でビールを求めて遠回りしてみると正解!脱水症状の体を潤してくれました。

 

本日のコースタイム

 

起床3:00 ⇒BC 4:55 ⇒ 剣山荘 5:20 ⇒一服剣 6:04 ⇒前剣 7:37 ⇒ 剣岳 9:21

 

剣岳 9:54 ⇒前剣11:16 ⇒ 一服剣12:34  ⇒ 剣山荘12:56 ⇒ BC13:48  

 

 

 

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