5月4日3:30起床し雑炊・行動用飲み物を作り、5:25西穂山荘テント場を出発。気象は晴れの予想であったが、雲が稜線にかかり風も飛騨側から吹き上がっており寒い。雪は固く締まりアイゼンが良く効く。単調な登りで調子が出てきたころ丸山を過ぎ、独標に向け岩交じりの稜線を登り6:50独標へ到着した。GWのため登山者も多く写真を撮りすぐ西穂に向けてチョットやばい下りを開始する。(落ちたら、飛騨側が岳沢側へ真っ逆さま?)
岩稜混じりの凍った稜線をこなし、 7:24ピラミッドピークを経て西穂高頂上直下へ到着。西穂高頂上は狭く、またルートの雪壁が急なため登山者が渋滞している状況であった。西穂は他の穂高と比較してアプローチが楽なため、登山者が多いと思われるが、独標より急に技術レベルが上がるため事故も多く発生する可能性が高いと感じた。待っていられないので雪壁横の岩稜を登る。(これって岩登り?)
8:40 西穂高岳頂上に到着。(狭い!) 西穂高岳に近づいたころから雲が切れ奥穂・前穂が眼前に現れ大パノラマとなり大感激・・・・!後から登山者が上がってくるため早々に下山するが、雪壁で渋滞しているためザイルをだし登ってきた岩稜横の雪壁を下る。帰りも緊張する稜線の連続で10:10独標到着。緊張のため非常に疲れた。(ここで初めてザックをおろし休憩した。)天候も回復し、360度の大パノラマで、春山だ!!(ちょっと感動!)登山者も増え稜線には人が続き、また岳沢からの沢には西穂を目指しての登山者も見えた。(雪崩は大丈夫か??)11:30テント場着、早々にテントを撤収し温泉めざし13:05ロープウェイ頂上駅に着いた。(ロープウェイ頂上駅までの道が長く感じさらに疲れた。バテバテでした。)