婚活@港区

東京都港区にて、婚活、始めました。基本は、「待ち」だけど。
恋活・婚活事情、「歳の差婚」を研究中。

今の若い人は恵まれていて、本当にうらやましい?

2011-11-22 12:47:27 | 日記
このブログに書いてきたことと反対の意見。

今の若い人は恵まれていて、本当にうらやましい
現代の経済や科学技術の発達の恩恵は果てしない。衣食住のどれをとっても、今は安価で質が高い。スーパーやコンビニさらにネットのおかげで、買い物は非常に便利になった。
メールや携帯電話によって、コミュニケーションの能力は圧倒的に向上した。海外旅行が桁違いに安く行けるようになった。
ネットによって勉学の効率が劇的に高まった、特に本物の英語にいくらでも触れられるのは画期的…等々、こうやって書いていくのが空しいくらいだ。経済成長がゼロでも科学技術が発達しているので、その分、暮らしも豊かになっている。


これは同意見。デフレのおかげで年収250万円でも暮らしていける。ネットとケータイがあれば困らない。昔は、音楽を聴きたければ、レコードやCDを買わなければならなかった。いまや、ネットからダウンロードできるし、たいてい、お金はかからない(違法じゃないよ)。


少子化は、就職にもプラスに働く。平成21年の人口統計によると、我が国の20才の人口は130万人。これは60歳の人口227万人と比べて4割も少ない。つまりリタイアする人数に比べて、若者の求職者はずっと少ないということだ。
若い人には、ITに強いことや年功序列が崩れてきていることもプラスに働く。今は合理化の進展や外国人の採用などもあるので新卒の採用は昔ほどの勢いはないが、それでも若者の就職事情は昔に比べれば格段に良いと言えよう。


これは反対意見。日本の失業率は4%ぐらいだけど、15~24歳の失業率は9%を超えている。先進国はどこでも同じような状況で、改善する見込みはない。フリーターには社会人としてのスキルに乏しいから、いくら人手が足りないからといって雇いたいとは思わない。
そもそも、海外にいけば、日本人よりも格段に安いコストで優秀な人材を雇うことができる。IT化とグローバル化のおかげで、デフレが進み、日本は暮らしやすくなった。その裏返しで、日本から雇用が失われつつある。
少子高齢化で日本経済が停滞すれば、日本企業はグローバル企業になって生き残りをはかろうとする。労働力人口が減少しているから、女性の社会進出を後押ししたり、高齢者でも働けるような社会にする必要があるといわれている。けれども、失業率はじりじりと上がっているし、有効求人倍率は0.5を切っている(パートタイムを含む:0.47、パートタイムを除く:0.38、パートタイム:0.77)。何だか、政策と数値が矛盾しているような気もするし、景気は横ばい・回復傾向にあるとの発表も実感に合わない。