婚活@港区

東京都港区にて、婚活、始めました。基本は、「待ち」だけど。
恋活・婚活事情、「歳の差婚」を研究中。

「2013年に震災大恐慌がやってくる!」、どうなるかはわからないけどキャッシュは大事

2011-10-30 17:06:29 | 日記
経済アナリスト・森永卓郎の提言。どうなるかはわからないけれど、景気が上向くとは思いづらいから、ある程度は覚悟が必要。

「2013年に震災大恐慌がやってくる!大増税時代を生き抜く“ハイパー節約術”を実行せよ」
――現在、個人の家計にも直接的な影響を与える所得税や住民税、そして消費税の増税に向けた動きが着々と進んでいます。震災復興の財源とはいえ、この時期に増税が行われれば、日本経済にどのような影響を与えることになるでしょうか。

私は、もし増税路線を貫く野田政権や同じような政権が今後も続けば、2013年から「震災恐慌」に突入する可能性が極めて高いと考えています。
2013年度から景気は悪化してくるでしょう。にもかかわらず、野田政権は所得税の増税を始め、消費税も2010年代半ばまでに段階的に上げるとしているのです。最悪のケースとして、消費税は2013年度から上がり始める予定ですから、復興需要のカンフル剤が切れるところに追い打ちをかけることになります。それは予測するまでもなく、誰が考えても景気が失速するに決まっています。
私はわざとデフレに導こうとしているのではないかとさえ考えています。激烈なデフレ下では、圧倒的に富裕層に有利に働きます。株や不動産を買い占めるには、天国のような状態です。日本の財閥が一気に太ったのは昭和恐慌のときで、そのことからも明らかです。
恐らくこれから今までのような緩やかなデフレではなく、激烈なデフレがやってくるはずです。そうすれば、多額のキャッシュを握っている人は無敵の状態になるでしょうが、一般の国民は深刻な事態に陥るのです。

――もし、実際に大増税が行われれば、個人の生活にはどのような影響が及ぶでしょうか。

過去のパターンから考えると、給料・ボーナス激減、リストラが蔓延するでしょう。実際、昭和恐慌のときには失業率が20%以上にも達しました。年収も緩やかにではなく、半分や3分の1ほどにまで激減するかもしれません。また、人によってはゼロになることも考えられます。


ギリシアの危機は、とりあえず何とかやり過ごした模様。これまで、何の合意もできなければ、10月末にはギリシアの「財布」が空になると言われてきた。その危機をやり過ごしただけで、危機が去ったわけじゃない。同じく、中国もアメリカもそう。日本にいるとわからないけど、世界中の経済が不安定になっている。
そのうえに、日本の財政状況もかなり厳しい。とうとう、国の借金は、1000兆円を超えてしまう。1年間で99兆7451億円増え、過去最大の1024兆1047億円。日本とギリシアを比べても仕方ないけど、ここまで膨れ上がると、現実感もなくなる。

ギリシャ債務棒引きも出口見えず脱税、失業、自殺増…
政府が財政再建に取り組むほど国民の痛みは大きくなる。ユーロを導入するギリシャには自国通貨切り下げによる輸出増の恩恵はなく、4~6月の国内総生産(GDP)は昨年同期比で7・3%も縮小。青空市場でクズ野菜を集める人、国境を越えブルガリアまで安い食料やガソリンを買いに行く人も目立ち始めた。
失業率は17%。自殺件数は昨年比4割も増えた。ギリシャ正教では自殺者は葬式を挙げてもらえないので家族が死因を偽ることが多く、実数はつかめない。自殺志願者の相談に応じるNPO(民間非営利団体)「クリマカ」の医師は電話取材に「一家の主が仕事を失い、家族を支えられなくなって自殺する例が増えている」と声を落とした。


日本は、世界的にみて失業率が低い。だから、スペインで21.3%とか、ギリシアで17%といわれてもピンと来ない。スペインの若者の失業率は、なんと、43.8%。2人に1人は仕事に就きたくても就けないという数字。日本がそんな社会になるとは思えないけれど、それが「震災恐慌」・「平成恐慌」の前夜なんだろうね。