アイコンのメタファー、ファイル名の工夫

これでもIT業界の一員なので、さらに引き続き。

文書ファイルのアイコン＝絵の下に、ファイル名のテキストが張り付いている。文書ファイルのアイコンに作成したアプリケーションの小さなアイコンも張り付いている。これはこれでわかりやすい。でも、アイコン＝絵だから、それが何を意味しているのかわからないと意味がない。
例えば、「保存」のアイコンの「フロッピーディスク」。昔からパソコンを使っていた人たちにとっては自然なアイコンだけど、フロッピーディスクをみたことがない人たちのほうが多くなっているんじゃないかな。フロッピーディスクへの書き込み＝保存というメタファー、わからないんじゃ...
そもそも、ちょっとした文書ファイルでもフロッピーディスクに入らないから使い道もないし、フロッピーディスクドライブがついたパソコンなんて売っていないし。

コンピュータをどうやって使うか。初心者にアプリケーションの使い方を教えることはあっても、どのようにフォルダを作成したらよいのか、どのようにファイル名をつけたらよいのかは教えたことがないし、教えられたこともない。探しやすいようにとか、管理しやすいようにとか、バージョン管理できるようにするとか、最新版がどれか一目でわかるようにしたいとか、ファイル名をちょっと工夫するだけで生産性は向上すると思う。フォルダ名とかフォルダの切り方とかの工夫も同じ。

でも、みんな自己流なんだよね。